Oct 15. 2024
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2024年7月の東京都知事選にて田母神俊雄氏の街頭演説に駆け付けた関暁夫は応援演説をした。その後のインタヴューにて「核兵器保有」「自衛隊を正規軍に」と発言している。
そのような極右思想を持っている芸人をまだ「やりすぎ都市伝説」に出演させたいテレビ東京の姿勢が疑われる。
そう、2024年10月20日(日)18時30分～20時50分にかけて「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説2024秋」が放送される。いつもは金曜日が定例だったが、もう「所さんのそこんトコロ」を休ませる力はないのだろう。
そのなかで関が語るのは
「ピラミッド海底建造説＆エジプト古代遺物」
2023年11月の放送ではエジプトのツタンカーメンの王墓で発見された２体の“胎児ミイラ”を紹介していた。しかしこれは2008年に英国の研究者が発表したもの。2024年現在からすれば16年前のものになる。エジプトでは無脳症と思われる胎児のミイラも見つかっている。要するにまだ分かっていないのが現状。
取材に行った関暁夫は研究者に言う。
「僕も率直に今言いますけど、僕これ宇宙人のミイラじゃないかと思うんですけど、博士はどう思うんですか?」
研究者は様々な仮説があるとしたうえで「私の立場上、これ以上のことは言えません。」と言った。
関暁夫は自分の意見が肯定されないが否定もされないことに大喜び。
大抵の都市伝説というのは同じパターン。肯定もできないが、否定もできない。
今回の放送では関が紹介したペルー発掘ミイラと絡めて宇宙とのつながりを語るらしい。
それと事前予告動画で頻繁に言われているのが「スフィンクスの夢の碑文の新しい解釈方法」
夢というのはトトメス4世が王子だった頃に見た夢のこと。
トトメス4世はホルスより「砂に埋もれたスフィンクスを掘り出せば王位を獲得できる」と告げられる夢を見て、スフィンクス発掘をし、ファラオとなったと言われている。そのことが記載されているためにわざわざスフィンクスの前足の間に飾られている。
但し、この碑文の文章の解読については否定的な意見もある。
古代エジプトの言語や文法が全て解読されたわけではない。そのなかで碑文の解読にはエジプト考古学者による脚色がなされているという意見もある。
また夢の碑文の文章が紹介された以降もヒエログラフの研究は進んでいる。
その当時では読み込めなかった部分を脚色して紹介された「トトメス4世の夢物語」は今の研究結果から解読すれば違ったものになる可能性は大いにあるのだ。
そういうことはその分野においては「有名な話」ということもある。それを声高に言わないだけで「あれは今、読むとこういう内容だった」ということはいくらでもある。
スフィンクスにはかなりの雨量によって浸食されたと思われる部分が表面上にある。これを雨によるものとするのか、ナイル川の氾濫によるものとするのかは今となっては分からないこと。ただ雨によるものだとするとスフィンクスがあるカイロ郊外の地域が亜熱帯気候であったとも考えられる。そのことからスフィンクスの建造は1万2,000年前という説もあるのだ。
一般的には紀元前2,500年前に建造されたとされるスフィンクスにはまだまだ分からないことが多い。
さて、ここからだが、ヒエログラフの解読が進んだなかで夢の碑文の文章が違ったものとして読み取れるようになったということはあり得る話。それは解読が進んだだけ。
要するに関暁夫が隠し持つ「解読方法」などではない。
例えば、
「定説とされていた夢の碑文の文章はこのように読み取れるのです。」
「スフィンクスの建造時期は紀元前2,500年前ではなく1万2,000年前だったのです。」
もう関暁夫が言いそうなことだ。
そこから「真実は隠されている。」と言い出し、宇宙との関連、ひいては宇宙人の存在だとか話を広げるのだろう。
2019年に関暁夫が「やりすぎ」でクババの話をした後、日本ではインターネット上で「人類はクババから知恵を授けられた」という記事や動画が乱立している。当然、日本だけで起きている現象だ。海外でクババが宇宙人だというような話など広まっていない。
さて人類はこのクババから1万5,000年前に知恵を授けられたのだという。
それでスフィンクスの建造が1年2,000年前、別の宇宙人だったのか?
いやいや、人類は既にクババに知恵を入れられたんだろ、という話。関暁夫の言い分からは。
と、まあ、放送前の10月15日にこれを書いてみたが、20日の放送でどんなことを言い出すのか。ほとんどが昨年11月放送の焼き直しだろうし、昨年の放送だって14年前の放送からの焼き直しに過ぎなかった。
「やりすぎは5年先を語ってるから。」
そんなことを豪語しているが、マイクロチップはどうなったのか。
確か、2024年には義務化されるとか言ってなかったか?
都市伝説なんて自転車操業。人々が興味を失わない程度の未来、少しだけ先のことを常に言い続ければ観る人もいるのだろう。
いや、AIジーザスの時にもう既に呆れられているかw
相手は商売でやってるんだから興味を惹くように語るのは当たり前。
まともに信じないほうがいいよ。
月々5,000円もの大金を徴収する「情熱クラブ」
金に自由が利く人の道楽。休日を「クラブ活動」に費やす。
それって新興宗教の会合にいそいそと出かけるようなもの。
東京都知事選では田母神俊雄氏が「ポスター貼りに情熱クラブの方が来てくれました。」と答える動画があった。
関暁夫を信じるから田母神俊雄氏の選挙活動にも行くのか。
かなりの極右思想を持っている、むしろ要注意人物。
関暁夫が好きだからと、彼が推す立候補者だからと、その立候補者の選挙活動に行くクラブ員、気持ち悪くないか?
最初に言ったように関暁夫は極右。もし行動力が伴えば危険な人物。
それこそ動員という話になればクラブ員が駆け付けることもありうる。
立候補者の応援なんて自分の判断ですれば?
だから洗脳されてると言われるの。
よく関暁夫は「平和ボケしている日本人」と言う。あなたに言われたくない。
田母神俊雄氏と一緒になって「自衛隊を正規軍に」とか言う。
自衛隊員の家族は誰一人として家族である自衛隊員が正規軍の兵士になることなんて望んじゃいない。
田母神俊雄氏は東京都知事に出馬している暇があったら与那国島で民間防衛でもやってろ。
関暁夫は自由が丘にカフェを経営なんてせずに与那国島で民間防衛でもやってろ。
結局、外野から言いたいことを騒いでいるだけ。
以前の記事で「やりすぎ都市伝説」の収録に関暁夫は行っておらず、ほかの出演者も関暁夫のVTRは観てもいないし、番組でもV振りも無く、VTRに対するコメント撮りもしていないと記述した。
番組を通じての、他の芸人たちとの交流も無くなっている。
芸人の誰からも指摘されず、VTRを観てもくれない。
「関、最近、言動がおかしくないか?」
そんなことも言ってもらえない裸の王様。
自分が裸であることも知らず、知らされずにいるだけなのだ。
誰も相手にしてくれないのに、Youtubeではいまだに並木プロに偉そうにしているのが哀れでしょうがない。
彼が若い頃に「やりすぎ都市伝説」で漫画「AKIRA」についての間違ったコメントを語ったうえでアインシュタインにも触れていた。
「アインシュタインは相対性理論、続・相対性理論というのを説いた方なんですが①、ちょっと難しいですが、相対性理論とはなんぞやというと、ある一定の光の速度を越えると②、ここの空間全てが歪むんです。③ だから硬いと思っている鉄とかこの床とかもグワッと曲がるんです。④ ということは簡単に言って空間はあって無いようなものだということを解いたものです。⑤その解いたゆえにアインシュタインはこの世の果てを見てしまったわけです。」
大友克洋の漫画「AKIRA」を紹介する際に「アメコミの原点」アメコミのほうが先に始まっているのに大友克洋の「AKIRA」を「アメコミの原点」と言うあたり、知識力がないことが分かる。ファニーズ・オンパレード
言っている物理現象は関暁夫の妄想。相対論を全く分かっていない。
①「相対性理論、続・相対性理論というのを…」
アインシュタインの「続・相対性理論」などない。コミックスのリブートじゃないんだから。
②「ある一定の光の速度を越えると…」
光の速度はアインシュタインの相対性理論によって一定であるとされており、光速を超えることはできない。それが「光速度不変の原理」
③「ここの空間全てが歪むんです。」
アインシュタインの一般相対性理論で説明すれば、質量のある物体がまわりの空間をゆがめて変形させる。この空間の歪みこそが重力。光速を超えるとか関係ない。
④「硬いと思っている鉄とかこの床とかもグワッと曲がるんです。」
曲がりませんw 空間が歪むと物体と物体との間の距離が伸縮することもある。但し、簡単に言えば「物体によって空間が生じている。」空間と物体は不可分の関係にある。物体があるからこそ空間が形成され、空間があるからこそ物体は存在しうる。
⑤「ということは簡単に言って空間はあって無いようなものだということを解いたものです。」
アインシュタインの「特殊相対性理論」「一般相対性理論」はそれまで理論化されていなかった「時空」に関する理論。宇宙には無数の天体がある。その一つ一つが空間を形成している。だからこの宇宙には空間が存在しない世界などない。「空間はあって無いようなものだ」だなんて一切解いていない。
空間を歪ませるのは重力。速度ではない。分かるだろう、知ったかぶってご満悦なのが。アインシュタインの「特殊相対性理論」「一般相対性理論」は時空に関する理論。全ての物体が空間を形成し、他の物体が形成した空間とのつながりを持つ。そしてその全体の空間の中をそれぞれの速度を持って移動している。
地球上で打ち上げられたロケットを見ればどんどん速度が上がって上昇しているように観測できる。だが同時に同じ速度で打ち上げられたロケットからもうひとつのロケットを見ればそれは止まって見える。それこそが相対的な関係。物体は観測者との相対的な関係によって異なった観測ができる。
理論はそれだけでは語れるものではないが、これは宇宙というものを解き明かす中では柔軟な理論だ。彼は世界が一定の法則で動くとし、同じ物理環境なら例外はないと考えていた。彼の言葉で「だが神が賽を投げ『テレパシー』的な方法を使うなんて…僕は一瞬たりとも信じられない」というものがある。後年、様々な人からその言葉が変えられて「神はサイコロを振らない」と言われているが、物理現象には「振るたびに出目がコロコロ変わるサイコロの目のようなことは起きない」とした。だが、現在ではそれだけでは不十分とされている。冷やせば凍り続けているように見える水だが、実はその温度下でも一部は凍り、一部は溶けている。「摂氏ゼロで水は凍る」という原理に反したことがミクロの世界では発生している。つまり「摂氏ゼロで水は凍る」というマクロな原理だけでは現実世界の物理現象は説明しきれない。
極小の半導体の内部で起きていることを説明するにはそういったミクロな視点での理論が必要。それこそが量子論。だから現在は相対論は量子論と合わせて考えられている。相対論がマクロなら量子論はいわばミクロ。宇宙を解き明かすには相対論と量子論の統合が必要。
アインシュタインは晩年においても量子論の間違いを唱え続けた。だが、むしろ彼が一番、相対論だけでは解き明かせないことがあるのを知っていた。量子論に納得していなかった。量子論は不完全だとも言った。重力理論には量子論による補填が必要だと一番分かっていたに違いないのに。
そう、この世の果てなど見ていない。むしろ自らの相対論が崩れることを何よりも恐れていた。
分かるでしょ。Akiraが両手の間に高エネルギーを発生させると空間が歪み、その空間からは過去にAkiraが発動した際に別次元へと飲み込まれたビルディングなどが時間を超えて現れる。
この描写を若き頃の関暁夫が読んで、相対論を勘違いしたのだ。
「やりすぎ都市伝説」で語っていた上記の音声を聞けば分かる。分かった気になって他の芸人に解いてる口調。まぁ、上から目線。当時から芸人たちのなかから「おい、これまた嘘ついて。こいつ！ 嘘ばっかりつきやがって！」という声がかかっていたのも頷ける。
そういうつっこみを嫌ってテレビ東京の天王洲スタジオに顔を出さなくなるって、あなたはお笑い芸人じゃないの?
分かりますよね。偉そうにスタジオで語っていて、小島瑠璃子あたりが騒いでいた頃にも先輩芸人からつっこみがあり、それを毛嫌いする関暁夫はスタジオに来なくなった。
それでスタジオでは誰も観ていない関暁夫パートと芸人たちのスタジオパートをくっつけて放送しているわけだ。
そうやって芸人達から「不必要」と烙印をされたVTR、話半分で観れば?
なんか関暁夫を批判することが御法度のようにされているのは、関暁夫の増長を生む以外の何物でもないよ。
空間があるから物体を観測(測定)出来るし、物体が空間を形成する要因でもある。それは超重力下のブラックホールでも同じ。ゼロ空間じゃない。だからこそ我々が電磁波などの観測で位置を特定出来る。
自分の思い込みや言い分、裸の王様だから誰も言わないし、誰のことも聞かない。自分で正さず、誰からも正してもらえない人が世の中の真理を語れるわけがない。
要するに「人に対して偉そうに語りたいだけだから。」
そうやって偉そうにすることを毛嫌いして非難する人から逃げて、自分の周囲から排除して、情熱クラブの会員のように有無も言わずに自分に傾倒する人たちを集め、また偉そうにしたいだけだから。
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