Release date : Oct 26. 2023
バンダイナムコアーツ
機動戦士ガンダムUC Blu-ray BOX Complete Edition [初回限定生産]の特典であったRG ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティを作っていきます。
こちらのBlu-rayの特典で、『ラプラスの箱』石碑風収納ボックスに収納できるなど、とても豪華です。原画セレクション、特製ブックレット 「“Point of view” ~ラプラス事件に携わった者たちの道程~」、ニューベストサウンドトラックCDなど他にも特典は山盛り。そしてBlu-rayの内容自体も映画版「機動戦士ガンダムUC」とともに当時は映像としては配信されていなかった「機動戦士ガンダムUC RE:0096」、その他特典映像と豪華なラインナップが揃っています。
さて、上記のBlu-rayは2018年8月より告知が出て、2019年2月26日に発売されました。ところが、プラモデルは2020年にはガンダムベース限定品として同製品が販売されました。当時は「えぇー、ダメだよ。それじゃ初回生産限定の特典目当てで購入した意味がないじゃん」となりましたが、実は違いがあります。
Blu-ray版 | ガンダムベース版 | |
ホワイト | パールホワイト | ホワイト |
青パーツ | グロスインジェクション仕様 | ブルー |
グレーパーツ | ライトシルバー | ライトグレー |
なお、クリアブルーのパーツでは違いはないようです。チタニウムフィニッシュほどの輝きはないですが、それぞれ深みがある輝きを感じられます。ただその分、「トップコートなどの表面処理をしてしまうと質感が台無し。」「この特有の調色をしたためか、パーツのエッジがやや甘い。」という欠点もあります。エッジ出しをしてヤスリかけをしてしまうとまたこの特有な色合いを台無しにしかねません。
「もう手に入らないんでしょ。高額でオークション品を落札しないよ。」という方にはガンダムベース版を購入してがんがん手を加えるのが良いと思います。
製作②
無駄かなと思いましたが、ブラウンで、それでは薄くてダークブラウンで墨入れ。エナメル塗料を含ませた綿棒で拭き取ったのですが、割れるのが怖いく軽く拭き取りました。こうして見てみるとまだ茶色が残ってますね。もう一度きちんと拭き取ります。マスクの有名な二本線は目で見るときちんと墨が入ってます。写真でも二本線が見えますのでこれくらいがいいようです。
アンテナはシールを使いました。写真では暗くなっていますが、実物ではかなり光を反射します。塗装でこの反射を出すにはクリアブルーでのキャンディ塗装が必要だと思いますが、やりすぎると塗装が厚くなってしまいそうです。アンテナにはスジが彫られていてシールを貼ると消えてしまいますが、この光沢のほうを優先したいと思います。
カメラアイはユニコーンモードのほうはシールで何とか出来たのですが、デストロイモードのツインアイノシールは上手く貼れませんでした。何度やってもズレるし、貼り終えると位置が悪い。諦めてタミヤ、エナメルのつや消しブラックをなるべく薄く塗り、水性塗料の蛍光グリーンでツインアイを塗りました。組み立てた際に蛍光のほうが主張するかなと思いましたが、ひさしの陰で目立ちません。ただ、ブラックライトを当てると光るのでこれを正解とします。まぁ、簡単に言ってますがこのツインアイの塗装にはかなり時間がかかってしまってます。今回の敗因のひとつです。
追記
本当にさぼっているわけではなく、会社から帰ってきて夕飯を食べて風呂に入った後でいじりはじめたなかで、この頭部の製作には時間がかかって苦労しました。アンテナのシール貼り、アンテナの取り付け、カメラアイのシール貼り、ツインアイの塗装。それだけでも手間がかかるのに何しろ部品が小さい。いやいやこのサイズの頭部の中に「ユニコーンモード」「デストロイモード」の両方を組み込むにはどうしても各部品が小さくなります。確かにこのサイズで「変形可能プラモデル」は凄いですね。バンダイの技術力に感嘆します。ただ…今、デストロイモードの頭部をユニコーンモードに変形するのは怖いです。アンテナは折れそう。顔の反転は一度、頭部メインカメラを収納したとさか部分を抜き取らないと回転と流石に無理。シールや塗装が剥げそう。頬パーツも取り外して反転させなければいけない。この先に部分の肩なんてクリアブルー部品とグレーパーツで出来ていて、賛否両論がある「アドバンスド・MS・ジョイント」です。確かに「クリアパーツと多分ABSパーツを自分で組み立てろ」と言われても無理ですが、RGにおいてはだんだんと使用されることが少なくなってきています。
だいたいRGでガシガシ動かして遊ぶのはご法度で、稼働はあくまでもパージングのためと思ったほうが良いと思います。推奨年齢は15歳以上。確かにあの細かい部品を組み立てるのはこれくらいの年齢以上じゃないと難しいです。そう考えるとPG、MG、HGUC、Gフレームと別れているのは各年齢には優しいとは思います。が、お値段は優しくないですねw
追記②
完璧なペルフェクティビリティを作りたいと言う方はPG(パーフェクトグレード)もあります。税込み33,000円。更にフルアーマー状態にしたい方は「ディバイン拡張セット(税込み7,150円)があります。あの特徴的な背後の大型スラスターはこちらで手に入ります。
更に光らせたい方は「ユニコーンガンダム用LEDユニット(税込み13,200円)
「いやいやそんなにお金はないよ。」ですよね。これが買えるならそもそもHGUCやRGには手を出しません。ですが、墨入れ、クリスタルカラーなどでアレンジするならこの大きさも必要になります。
ただ、大型スラスターまで配備した完成品を飾る場所も考えないとw
いっそサクッと組み上げたい方は「食玩 トレーディングフィギュア 機動戦士ガンダム GフレームFA ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ(デストロイモード) プレミアムバンダイ限定(税込み4,290円」
今はプレミアムバンダイでの販売は終了していますので、ネットで転売しているものしか手に入りません。まぁ、この値段を出せるならRGじゃなくてもガンダムベース限定HGUCを買いますね。
PG ユニコーンガンダムにもLEDユニットを追加装備出来ますが、「光る完全変形」となるとこちらの「REAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition)(税込み55,000円)」これ、持ってます。いつもは本棚の上に置いてあって本当にたまに稼働させています。変形時のサウンドだけではなく、サウンドトラックとともにバナージ・リンクス役の内山昂輝さんがバリバリと名セリフを語りかけてくれます。まぁ、家宝ですね。
また、こんなものまで買ってます。「ULTIMATE MECHANIX-UNICORN GUNDAM-(税込み27,500円) ガシャポン機能は本当におまけであまり必要性を感じませんが、この球体のガシャポンがコックピットを内蔵しているので「球体コックピット」を再現しているとも言えます。完全変形、発光切り替えギミックとともに専用コントローラーがとてもかっこいい。「REAL EXPERIENCE MODEL」のさまざまなサウンドや内山昂輝さんの名セリフを考えると見劣りしますが、こちらはバストアップになっているのでその造形もいいですね。その分、REAL EXPERIENCE MODELよりは頭部は小さめです。まぁ、「光って、完全変形」するならこれでも良いかと思います。
この追記②「商品紹介」、面白いので次回以降はMG(マスターグレード)なども紹介していきたいと思います。REAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition)の動画を撮影して載せてみたいとも思ってます。
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