機動戦士ガンダムUC Blu-ray BOX Complete Edition [初回限定生産]の特典であったRG ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティを作っていきます。
こちらのBlu-rayの特典で、『ラプラスの箱』石碑風収納ボックスに収納できるなど、とても豪華です。原画セレクション、特製ブックレット 「“Point of view” ~ラプラス事件に携わった者たちの道程~」、ニューベストサウンドトラックCDなど他にも特典は山盛り。そしてBlu-rayの内容自体も映画版「機動戦士ガンダムUC」とともに当時は映像としては配信されていなかった「機動戦士ガンダムUC RE:0096」、その他特典映像と豪華なラインナップが揃っています。
さて、上記のBlu-rayは2018年8月より告知が出て、2019年2月26日に発売されました。ところが、プラモデルに関しては2020年にはガンダムベース限定品として同製品が販売されました。当時は「えぇー、ダメだよ。それじゃ初回生産限定の特典目当てで購入した意味がないじゃん」となりましたが、実は違いがあります。
Blu-ray版 | ガンダムベース版 | |
ホワイト | パールホワイト | ホワイト |
青パーツ | グロスインジェクション仕様 | ブルー |
グレーパーツ | ライトシルバー | ライトグレー |
なお、クリアブルーのパーツでは違いはないようです。チタニウムフィニッシュほどの輝きはないですが、それぞれ深みがある輝きを感じられます。ただその分、「トップコートなどの表面処理をしてしまうと質感が台無し。」「この特有の調色をしたためか、パーツのエッジがやや甘い。」という欠点もあります。エッジ出しをしてヤスリかけをしてしまうとまたこの特有な色合いを台無しにしかねません。
「もう手に入らないんでしょ。高額でオークション品を落札しないよ。」という方にはガンダムベース版を購入してがんがん手を加えるのが良いと思います。
製作③
この後で両腕の武装を説明しますが、この写真では左腕がデストロイ・モード、右腕がユニコーン・モードです。ビームサーベルを格納し、そのまま展開するとビームトンファーになる部分が腕の外側にあります。この部分を外側に少し引き出して、次に関節から先の部分を伸ばします。左腕は袖の上の部分にサイコフレームがチラ見してますが、右腕の袖は腕のパーツときっちり合わさっていてサイコフレームは見えていません。このビームサーベル格納部分に両腕のVN、BSのパーツを取り付けるので取り付け後でもこの変形は可能なのですが、いやいや取り付けた後に変形させるのはかなり難しい。頭部、胸部を既にデストロイモードにしてありますので、ここでも事前に腕をデストロイモード変形させてからVN、BSを取り付けました。ユニコーンモードのペルフェクティビリティもかっこいいのですが、このRGを何度も変形させるのは壊れそうなので避けたいですね。そうするとRGじゃなくてもHGでもう一体欲しくなる。う~ん、バンダイさん、商売上手ですよね。
左腕はバンシィの近接格闘用固定武装「アームド・アーマーVN」VNとはVibro – Nail(ヴァイブロ・ネイル)の略。4本のクローを格納時には巨大なナックル兵器となり、アクティブ時には4本のクローにて敵のMSのホディなどを拘束したり、内部に格納したマニピュレーターが解放されるが、VNの干渉により、殆どの規格武装は不可能となる。プラモデル的にはこのマニピュレーターにビームマグナムを持たせる事は出来るが、実運用ではありえない武装となる。
但し、右腕のアームド・アーマーBS(Beam – Smartgun:ビーム・スマートガン)が射撃兵器となる。またアームド・アーマーBSも非アクティブ時にはマニピュレーターが解放されるが、射撃においてはBSのアクティブ・非アクティブにて運用されるため、右腕でのビームマグナムの武装も行われない。こういう設定を良く知っていないと、完成時に武装する際にあり得ない武装になってしまいます。右腕にハイパー・ビーム・ジャベリンだけを持たせている写真が多いですが、それは設定通りの物になるんですね。
VN、BSのどちらともバンシィ特有の兵器ですが、ペルフェクティビリティではボディ色に合わせて白色になっています。このサイズの作り込みなのでかなり小さな部品で構成されているので時間がかかりました。本体、頭部は諦めずにもう一度、墨入れをしていて、合わせてアームド・アーマーVN、BSにも墨入れをしていますが、ここではその墨の量を十分に注意しないとついつい隙間から内部にエナメル溶剤が入り込みやすいので気を付けましょう。
追記
週末を挟んでの投稿のわりに進んでいないようですが、肩のショルダーアーマーの写真を撮り忘れてました。次回の投稿で紹介しますが、このショルダーアーマーも部品が細かいうえにデストロイモードに上手く変形が出来ずに何度も部品を外して一から組み直しをしました。それでも変形が出来ない時には流石に嫌になりそうで…ショルダーアーマーは以前も苦戦した覚えがあったのですがこんなに難しかったとは。
それてこの時点でリアルスティック・デカールを貼り始めています。最後に全部貼ると本当に断念したくなりがちです。続けて脚部の製作をしていますが、ここでもリアルスティック・デカール貼りを進めています。一度貼り付けると位置の調整がしにくいリアルスティック・デカールを嫌う方が多いですが、自分は好きです。むしろ水転写は面倒。ましてや百式のショルダーアーマーの「百」なんて上から擦って貼り付けるタイプ。失敗すると悲惨な目に遭います。そうなると市販のデカールを買う羽目になるのですごく神経を使いますよね。ここまで来て、墨入れ、デカール貼りをしてみるとなかなかボディの白が映えません。パールホワイトとなっていますが、そんなにキラキラはせず、手に取って角度をつけると普通のプラよりも反射する程度です。ただその光り方が若干、いいかなと。GXクリスタルカラーで青く光るのをやってみたいですが、素体の感じをダメにしないように塗布するのはなかなか難しそうです。オークションでの高いものを買ってまで作る物ではないかなと思います。Blu-rayの購入の際に4,000円ほど多く支払って手に入れた製品としては良かったと思います。
追記②
BB戦士でペルフェクティビリティがガンダムベース限定で販売されています。税込み1,980円。福岡のガンダムベースでは赤色の「最終決戦ver.」も発売、同じく1,980円です。福岡の「最終決戦ver.」だからといって武装が違うのかは良く分かりません。このサイズでユニコーンモードにも変形が出来るのは凄いですね。
福岡ガンダムベースで上映される動画ではこの赤い機体が搭乗するそうです。いつか実物サイズのνガンダムを見てみたいですが、東京からは遠過ぎます。
完成品ならば[FIG]ROBOT魂(SIDE MS) ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ・ディバイン(税込み13,200円」があります。このディバィンver.とはユニコーンガンダムが最終決戦の際に武装した「フルアーマーユニコーンガンダム」のペルフェクティビリティver.のもの。テンコ盛りですw もしこれを再現するならRG フルアーマーユニコーンガンダムとのニコイチをすればプラモデルでも可能です。Youtubeでもそこまでの改造をしている動画を見かけます。ここまでやってみたい気持ちもありますし、RGに拘らなくても、HGUC ペルフェクティビリティ+HGUC フルアーマーユニコーンガンダムでも再現可能だと思います。
ROBOT魂などの製品は素材がやや軟質でプラモデルと比べるとエッジが弱くて角が丸まっています。それを嫌う人もいますね。
製作のしやすさを考えればMG:マスターグレードの商品もあります。税込み13,200円。高いですね。本体、クリアカラーはUV発光する樹脂を使用しているのでブラックライトで光ります。ディバィンをするならMGフルアーマーユニコーン(レッドカラーVer.):8,640円を犠牲にする方法がありますが、こちらはプレミアムバンダイ限定品で市販されていません。あまりにも勿体ないですね。ならば8,800円の覚醒バージョン ver.KAを逆に素体にして、ペルフェクティビリティの部品を流用するほうが良いのかと思います。まぁ、なんにしろお金がかかりますね。
「REAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition)」と「ULTIMATE MECHANIX-UNICORN GUNDAM」の動画を週末に録画するつもりでしたが、出かける予定があり、録画できませんでした。2023年11月3日からの連休で録画する予定です。
機動音程度なら問題はないのかと思いますが、音楽やセリフとなると版権があるかと思いますので、あくまでも「変形状態」だけの動画にしておいたほうがいいのかと思います。
ガンプラを作っているなかではニコイチや部品取りをするのは当たり前ですが、残った部品は使えずに廃棄するのは「大人の遊び方」で、勿体ないですね。シャア専用ディジェを作った際にはシュツルムディアスと2体のギラドーガから部品を取りましたが、この3体を入手するのが至難の業でした。今、考えても勿体ない使い方でした。本当は今まで部品取りのためにプラモデルを買ったお金で3Dプリンターが買えたかもしれないです。
さて、既に右足は組み上がっているので次回は下半身部分の紹介が出来そうです。週末にはエアブラシも使用してみたいと思います。
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