SPAWN→SPAWN THE DARK AGES→SPAWN THE UNDEAD→CY-GOR
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。
SUMMARY :
IMAGE COMICS.com
After Cog is unable to reason with Spawn, the ghost of Al Simmons appears to him and they have a heart-to-heart talk. Spawn’s epiphany comes when he kills his own ghost. He then returns to the alleys a changed man refusing to be a pawn in someone else’s game. He announces to Cog that he is quitting.
McFarlane.com
SPAWN №85 Summary
Sam and Twitch warn the Fitzgerald family to leave the city for their own safety until they can deal with Billy Kincaid’s wrath. Knowing that Billy Kincaid occupies Police Officer Rafferty’s body. Spawn, with the help the alley inhabitants, surround and attempt an exorcism. In the heat of battle, Twitch shoots Officer Rafferty to his great remorse at shooting an innocent family man.
Sharing | Name | Sharing | Name |
---|---|---|---|
TITLE | ABDICATION | president of entertainment | |
Dedicated to | Brian Michael Bendis | Terry Fitzgerald | |
PLOT | Brian Holguin | executive director for publishing | |
Todd McFarlane | Beau Smith | ||
STORY | Brian Holguin | managing editor | Melanie Simmons |
PENCILER | Greg Capullo | art director | Brent Ashe |
INKER | Danny Miki | designers | John Gallagher |
COPY EDITOR and LETTERING | Tom Orzechowski | Boyd Williams | |
COLOR | Dan Kemp Brian Haberlin | executive director for Image Comics | |
Larry Marder | |||
COVER ART | Greg Capullo | ||
Todd McFarlane |
人も死んでしまえば冷たい肉の塊で、蟲たちや鼠たちの餌と化してしまう。生きる者は全て死を迎える。俺を除いて。Al:Spawnは自分の行いを悔いていた。 連続幼児殺人事件犯のビリー・キンケイドを息の根を止めたことによって奴は魔界で力をつけて戻ってきた。所詮、魔界の奴等を喜ばせたこととなった。 これまで何人が自分のせいで犠牲になった? カリオストロ卿はそういう風に自分を責めるのも魔界の思う壺だという。だが、Al:Spawnは納得できない。 「ひとりにしてくれ」そういってAl:Spawnは玉座に座って考えていた。「何だ、腑抜けた面は。女々しいぞ。俺が腐った根性を叩き直してやる。」 そう、声をかけてきたのは生前のアル・シモンズ中佐だった。「何、マレボルギアの新たな手の者か?」Al:Spawnは動揺するが、アル・シモンズ中佐は依然とそこに存在していた。 「ついて来い。」Al:Spawnはアル・シモンズ中佐のあとを追った。
到着したのは墓地だった。アル・シモンズ中佐は見覚えがある墓標を指差す。「誰の墓だ。」Al:Spawnは自分の墓だと答えるが、アル・シモンズ中佐は否定する。「違う、俺の墓だ。」 今までずいぶん俺の顔に泥を塗ってくれたな。自分探しも結構だが、そのせいで何人が犠牲になってきた?思い起せ。今まで勝利で胸を張ることがあったか?ワンダを取り戻すだと。 テリーの帰りが遅い時にワンダが思い起こすのは俺の顔だ。貴様の顔など思ったら寒気がする。そこまで言われてAl:Spawnはついに怒りが頂点に達した。「黙れ!その口を塞いでやる!」
アル・シモンズ中佐はAl:Spawnが向かって来ることを予想していたかのようだった。Al:Spawnの拳が中佐の顔にヒットする。勝負は一方的だった。「どうした。やれ。」中佐はAl:Spawnに止めを刺すように促す。 「で、できない。」躊躇するAl:Spawnだが、振り上げた拳は中佐の顔へと放たれた。「俺は何をしているんだ。」
中佐はAl:Spawnに言われていたことを思い出していた。マレボルギアの言う事を守っている姿が可哀想だと赦されるとでも思ったか。自分を取り戻せ。
路地裏に戻ったAl:Spawnは仲間のホームレスたちにこの場を去るように命じる。そして玉座に到着したAl:Spawnはそれを破壊し始める。玉座はホームレスたちが自分のために与えてくれた居場所だった。 だが、Al:Spawnは黄緑色の炎で周囲を焼き払う。「お主、何をしているのか。分かっているのか」カリオストロ卿が声をかけるが、Al:Spawnは止めない。「教えて欲しいか? これで終わりっていうことさ。」
スポーンのフィギュアは最初は玩具の域を超えていなかったが、シリーズを重ねるごとにその精密性が話題になり、遡って初期のフィギュアも集めるなど、スポーン・コレクションをすることは世界中でブームとなっていたが、やがて陰りを見せ始める。フィギュアブームが先行するなかで、コミックスとしての”SPAWN”も日本語版が登場し、アメコミにも注目が集まっていたが、2000年8月 86巻までを掲載した26巻をもって日本語版は終了した。
2000年にはスポーンのフィギュアはまだシリーズ15~17が発売され、まだ収集家も多く存在していた。だがコレクションとして高みを帯びたフィギュア・シリーズは本来の玩具からかけ離れたものとなった。その造形は更なる進化を遂げていたが、一方では可動部がほとんど無くなり、ブリスター・ケースから取り出さずそのまま未開封で飾るのが当たり前のようになっていった。既に本来の購買層である子供たちは購入しないものとなっていった。
2008年、フィギュアはシリーズ34が発売され、シリーズ35も既に予告されていたが発売されることなく突然、終了を迎えた。
Series 34
Series 35
Series 35 : Robot Warsとシリーズ名も決まっていて、試作品も完成していた。日本でも先行予約が開始していたが、McFarlane Toysから発売中止が発表された。
なお、SPAWN 日本語版 26巻にて日本語訳のコミックスが発売終了となったことで、SPAWN #87からは原書から私が訳した内容となっています。
コメント