Release date : Feb 9. 2000
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SPAWN→SPAWN THE DARK AGES→SPAWN THE UNDEAD→SAM AND TWITCH
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。
SUMMARY :
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Mark continues his attempts to persuade Spawn to exchange lives with him, claiming he is dying and knows he’ll go to Hell and therefore, if he were a Spawn he could be a ruler there instead of a bottom-feeder. Spawn takes Mark on a tour of Hell, puts him through a ritualistic test that rids him of his terminal illness and begs him not to pursue Hell. When Mark still insists that he wants to be a ruler in Hell, he “accidentally” falls to his death with no arrangement as a HellSpawn.
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SPAWN №91 Summary
Renée’ , a young runaway, has her bravery and pain tolerance tested in exchange for a place to stay in an abandoned house. Later, Mark, the master of the house drugs her and begins a sacrificial ceremony when Spawn intervenes. And even though Mark denonstrates a hypnotic power over others he comes in contact with, he wants Spawn’s powers. Mark makes Spawn an offer to exchange powers and lives.
Sharing | Name | Sharing | Name |
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TITLE | Black cat bones part 2 | president of entertainment | |
Dedicated to | My boy, Jake | Terry Fitzgerald | |
PLOT | Brian Holguin | executive director of publishing | |
Todd McFarlane | Beau Smith | ||
STORY | Brian Holguin | managing editor | Melanie Simmons |
PENCILER | Greg Capullo | art director | Brent Ashe |
INKER | Danny Miki | designers | John Gallaher |
SPECIAL THANKS | Lee Matsunami | Boyd Williams | |
COPY EDITOR and LETTERING | Tom Orzechowski | publisher for Image Comics | |
Jim Valentino | |||
COLOR | Dan Kemp | ||
Brian Haberlin | |||
COVER ART | Greg Capullo | ||
Todd McFarlane |
俺は今、起きていることが信じられなかった。クリスマスの日の子供のような気分だ。俺の心臓は激しく鼓動し、胸から飛び出さんとしている。「カモン,ヘルスポーン! さぁ契約の時が来た!」俺はお前が喋れるのを知っている。俺は成し遂げたんだ。お前のことは知っている。マークはヘルスポーンを手に入れることが目的ではなかった。ヘルスポーン自身になることが最終目的だったのだ。少女を贄にして魔界との交信を行なった。「お前にとってもチャンスになるぞ。」 もしマークが言うようにヘルスポーンである自分を捨てて人間に戻れるのであれば、ワンダと年老いるまで共に暮らし、余生を楽しむことができる・・・「マーク、お前が欲していることが判らない。お前は魔界との取引をする意味が分かっていない。」そういうとAl:Spawnはマークを魔界へと連れて行った。
マークの目の前には殺伐とした荒野が広がっていた。「ここが魔界か?」道すがら、一人の老人が魔に魅入られた者たちから痛めつけられていた。だが、ここでは当たり前の風景でもある。俺を試そうとでもしているのか。俺はこの日のために生きてきた。今、25才だが、26才になることはない。俺はバカじゃない。自分が善い人間ではないことは知っている。だが、それを悔いることはない。マークにとっては今が絶頂の時なのだ。「ならば、お前を連れて行こう。」Al:Spawnが指さす先には荒野に1本の塔が立っていた。 その道沿いにはマークが手にかけてきた贄たちがケージに入れられていた。そのなかにはレニーの姿もある。「これはお前が重ねてきた罪の産物だ。お前は省みることはないか? 後悔はないか。」Al:Spawnの問い掛けに「1オンスもない。」とマークは答える。それを聞いてAl:Spawnは囚われていたレニーのケージの扉を開き、彼女を開放する。
マークが行く先には魔物がいた。「儂は門番だ。」そういう魔物にマークは胸に刻んだ逆五芒星を見せつけた。「良かろう、入るがいい。」塔の中に入るとどこまでも続く階段があった。マークが階段に足を踏み入れると、彼の足に炎があがった。一段、一段階段を上がる度に炎は強くなる。魔の囁きが聞こえてきて、マークの意志を挫こうとする。ついには全身を炎に包まれたマークだったが、その階段を登り切った。
マークはついに塔の屋上へと昇り切った。「見ろ。これが魔界の真の光景だ。」そこには無数の人間たちが魔物に食われていた。「これを見て俺が考えを変えるとでも思ったか。」するとAl:Spawnのマントのなかから猫が現れた。猫はマークが贄に使っていた動物だった。するとマークに猫が声をかける。「あなたの王冠です。ご主人様。」Al:Spawnはもう一度だけマークに問いかけた。「マーク、お前の心に変わりがあるのなら、それを手にすることはない。」 だが、マークはその茨の王冠を頭に被る。「世界の頂点だ!」
「間違った選択だ。」Al:Spawnはマークに静かに告げる。「マーク、俺はお前に一度となく何度も警告をした。だか、お前は俺を侮辱し、奴隷にしようとした。それでも俺はお前にチャンスを与えた。これ以上与えるものはない。これがお前の欲したものだ。」マークの足元は崩れ去り、巨大な魔物が見つめるなか、どこまでも落ちていった。
やがてマークの身体は現実の世界へと戻ってきた。そしてマークの身体は銅像が掲げる三叉の槍の上に落下し、串刺しになる。その後、マークは救急隊員によって蘇生措置を受けていたが、遂に息を引き取った。「あなたに聞きたいことがあるの。」女性警官がレニーに問いかけた。だが、レニーは答える。「家に、家に連れて帰って。」
Al:Spawnはビルの屋上から全てを見ていた。そして、その姿は闇の中に消えていった。
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