Release date :Mar 3 1999 IMAGE COMICS | |
SPAWN:THE DARK AGES #1 | SPAWN #81 |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。 |
SUMMARY :
Jonathon Edward Custer, the man who runs a little place known throughout history as: “Purgatory”. In recent years this waiting room of repentance has fallen into disrepair, forgotten in this time of brutal cut and dry battles between Good and Evil; these days few souls are worthy of repentance. Jon Custer, bored, restless and afraid for his job, is about to change all that. He plans to make a dew disreputbale souls repent in his back-alley maze of redemption whether they like it or not.
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Sharing | Name |
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TITLE | LAST RITES |
STORY | Alan McElroy |
PENCILS | Clayton Crain |
INKS | Chance Wolf, Todd McFarlane, Jonathan Glapion |
COPY EDITOR & LETTERING | Tom Orzechowski |
COLOR | Todd Broeker, Jay Fotos, Drew Hutchison |
DEDICATED TO | Henry Stinson |
PRESIDENT OF ENTERTAINMENT | Terry Fizgerald |
EXECUTIVE DIRECTOR OF PUBLISHING | Beau Smith |
MANAGING EDITOR | Tedd Adams |
EDITIONAL COORDINATOR | Melanie Simmons |
ART DIRECTOR | Brent Ashe |
DESIGNER | John Gallagher, Boyd Williams |
EXECUTIVE DIRECTOR FOR IMAGE COMICS | Larry Marder |
Henry Stinson:不勉強で、この方を存じ上げません。
史上「煉獄」として知られる小さな場所を取り仕切っているJonathon Edward Custer。殺人を犯した男が罪の意識から首を吊る。これも見慣れた光景。近年、この悔い改めの待合室は荒廃している。この時代では、善と悪との間で繰り広げられた残忍な、かつ予想されていた通りの戦いについても忘れられてきている。最近では、悔い改めに値する魂はほとんどない。退屈で落ち着きがなく、仕事を恐れているジョン・カスターは、そのすべてを変えようとしている。ピエロのマスクを被った3人の強盗犯が逃亡の果てにガソリンスタンドに突っ込む。その様子を見ていたジョン。カスターはそのうちの二人をここに連れてきた。「時間までにあの塔まで行くことが出来れば生き返ることが出来る。」だが、そんな戯れも天使Kymberliによって止められてしまう。「人は人生で二度目のチャンスが必要だと思うんだ。」そういうジョン・カスターに天使Kymberliは「悪く思わないで。でも終わりよ。家に帰る時間よ。あなたは安らぎの時間を得たのよ。」と告げる。
Jonathon Edward Custer | Angel Kymberli |
SPAWNのサイド・ストーリーとして始まったCURSE OF THE SPAWN。最初からDaniel Llansoという新しいキャラクターを主人公に据えて始まったが、4話で完結。SPAWNの脇役を主人公に置く話もあれば、Sutureといったオリジナル・キャラも登場するが多くても3話程度で、深堀りがされていない感がある。やや迷走気味なシリーズだったといえる。ただ、SPAWNがアル・シモンズを主人公であるなかで脇役として登場したキャラクターを、アル・シモンズ抜きに語ろうとしても話が広がらないのも仕方がないことだと言える。この次に展開されたサイド・ストーリー「SPAWN THE DARK AGE」のほうが一人に主人公を絞って語られているだけ、深みを感じられた。
タイトルが”Curse of the Spawn” そのまま訳すと「スポーンの呪い」。だからAl:Spawnに人生を狂わされた者たちの物語なのかと最初は思っていたが、最初の主人公がDaniel Llansoだった。たった4話で「SPAWN」を描こうとしていても、それでは描き切れない。Alan McElroyをStoryに起用したのは”Todd mcFarlane’s Spawn”、映画「SPAWN」での執筆があったからであり、それと合わせて彼がTodd McFarlaneの長年の協力者であったためと言える。ただ、私のイメージでは彼は「実写映画の脚本家」だ。そう考えると”Curse of the Spawn”では映画がかった描写があったと思うが、やはり映画とコミックスは違うのだと実感した。
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