Appearances of SPAWN and BATMAN in Image Comics
Release date : Apr 6, 1994 IMAGE COMICS | |
NIGHTWATCH #1 | SPAWN #21 |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。 |
Spawn #19 might be the next chronological issue, but it was released after issues #21-#24 were already published. McFarlane skipped issues #19 and #20 and went straight to #21 after finishing the Spawn/Batman crossover.
SUMMARY :
Frank Miller, author of The Dark Knight Returns, Batman: Year One, and Sin City, brings Batman to New York City in his search for an arsenal of high-tech weapons and robots that use decapitated human heads as their brains. Antagonistic, confrontational, and suspicious of each other, Spawn and Batman engage in violent battles before realizing they are both after the same villain. Begrudgingly, they decide to work together. The person they seek has been kidnapping and decapitating the homeless for use in the robots, but that’s only part of the plan—there is also a nuclear arsenal ready to be deployed. Will Spawn and Batman be able to foil the plan to destroy the world? It’s a story filled with many twists and turns and a surprise ending that affected Spawn for years afterward.
IMAGE COMICS.COM
The Deluxe Edition (Hard cover 2023) |
Sharing | Name |
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Writer | Frank Miller |
Artist | Todd McFarlane |
Letterer | Tom Orzechowski |
Colorist | Steve Oliff |
Computer Colors by OLYOPTICS | |
Tracey Anderson, Cathy Enis, Christ Wolfe, Patti Stratton Jordan, Mirk Mobert, Abel Mouton, Lea Rude, Marie St. Clair, Mo Samson, Quinn Supplee, Robyn Roberson, William Zindel, Stacy Cox, | |
For IMAGE COMICS | |
Executive Director | Larry Marder |
Publisher | Tony Lobito |
SPAWN created by Todd McFarlane, BATMAN created by Bob Kane | |
Cover By: | Todd McFarlane, and Kiko Taganashi |
Pre-Press Production | Studio Colour Group |
Director of Creative Development | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
真夜中のゴッサム。バットマンはロボットと死闘を繰り広げていた。バットマンの攻撃でロボットの機体に砕ける。
するとそこには人間の頭が組み込まれていた。ロボットを倒し、その人間の頭部を持ち帰ったバットマンが身元を確認すると既に「死亡」と記録された。バットマンは被害者である人物が住んでいたニューヨークへと向かう。
その頃、Al:Spawnはホームレスにいたずらをしていた悪ガキ達に懲らしめていた。だが、遅れて現れたバットマンにその状況を誤解され、Al:Spawnはバットマンに攻撃を仕掛けられた。バットマンは大抵の悪党なら病院送りにするような蹴りをAl:Spawnに食らわすが、平然と立ち向かってくる。死闘の末、バットマンは神経ガスを張り、一旦退去した。
一方、Al:Spawnは情報を得て、とあるビルの内部に侵入していた。そこでバットマンと同じようにロボットから攻撃を受ける。Al:Spawnは足元にあった銃を使い、ロボットを破壊する。そのロボットにも人間の頭部が組み込まれており、しかもそれは知り合いのチャックだった。ロボットの飛び散った部品が当たり、置いてあったモニターの電源が入る。
モニターには一人の女が映し出されていた。それはAl Simmonsであった頃に異国の戦場で出会った女だった。
「この女はまだ同じような実験を続けているのか」
Al:Spawnは心のなかに怒りが膨れ上がっていくのを感じ、ビルを破壊した。
その頃、バットマンはバットシグナルが夜空に映し出されているのに気づき、シグナルの元に向かった。
そこにいたのはAl:Spawnが見た女、マーガレット・ラブがいた。バットマンは破壊されたビルの監視カメラに赤いマントの男が映っていたことを知らされると再びAl:Spawnの元へと向かった。
二人は再び死闘を繰り広げるが、ついにBATMANが倒れてしまう。鼓動が止まったBATMANAl:Spawnは魔力を使って助けようとするが、その際に二人の意識がリンクして、Al:Spawnが知るマーガレット・ラブの本性がBATMANにも伝わり、互いに本当の敵を知ることとなる。
Al:SpawnとBATMANの共闘によって事件は解決するのだが、今後も力を合わせて闘おうと申し出たAl:Spawnに対して、BATMANの返事はこれだった。
「SPAWN」にとっては初の本格的なクロスオーバー作品。BATMANの作品でも傑作と言われている「The Dark Knight Returns」を手掛けたFrank Millerをwriterとして迎えて製作された作品になる。このクロスオーバーに登場するBATMANはまさしく「The Dark Knight Returns」に出演した時の彼そのもので、今回の作品のラストシーンにその偏屈な面が表現されている。
このラストシーンからSPAWN本編のAl:Spawnの顔の中央には大きな傷が刻まれることとなり、フィギュアで有名な「ハンバーガー・ヘッド」の由来となる。
時系列で考えると、この作品の続きはSPAWN #21となる。
こちらが”SPAWN #21″の2ページ目。Bobbyは応急処置としてAl:Spawnの顔の傷を靴紐で縫い合わせた。
Bruce Wayne Batman | Dr. Margaret Love | Al Simmons SPAWN |
①ハードカバーについて
2023年に「SPAWN/BATMAN」がハードカバー版として再販されました。タイトルを「BATMAN/SPAWN」に変更しているのは2022年に発売されたDCコミックス「BATMAN/SPAWN」に関連しての再販だからと思います。DC comicsの出版で、2022年のBATMAN/SPAWN、1994年のBATMAN/SPAWN:War Devil#1と合わせて、ここで紹介しているImage ComicsのSPAWN/BATMAN#1も掲載されているという、ファンならば垂涎ものの一冊となっています。また新しいストーリーと90年代のオリジナルの物語の舞台裏のアートギャラリーが含まれるのも嬉しいですね。1994年の2冊がプレミアム価格になっていて新作に合わせて過去の本も欲しいんだけどなぁと思う人には一粒で三度美味しい仕様です。
これは欲しいとは思っているのですが、「そのうち手に入る」「3冊とももっているしなぁ」と思っていて、アートギャラリーだけではなかなか購入する気になりません。
確かにBATMANとSPAWNの位置が入れ替わっているのは「BATMAN/SPAWN(2022)」のvariant coverにも無いものなので欲しいのですが、ハードカバーはコレクションしていません。でも欲しい。
カバー画の比較などはBATMAN/SPAWN:War Devil#1の記事のほうで紹介します。
② Margaret Loveについて
“Philanthropist” 「慈善家」という名で知られるDr. Margaret Loveは本名がNadia Viagovaであり、ソビエトのエージェントという過去を持つ。SPAWNになる以前のAl Simmonsは彼女が致命的なマインド・コントロール実験を行っているエージェントということを知らされていた。
私はThe Scorched #14(Jan. 2023)で彼女が再登場した際にはびっくりしました。
③Todd can’t count…
2月にSPAWN #18が発売されて以降、”Bloodstrike #8″、”Batman/Spawn”、”Ninjak vol.1 #3″、”Nightwatch #1″、そして今号の”Spawn/Batman”が1994年4月6日に発売された。本来なら続いて発売されるのは”SPAWN #19″ではあるが、実際に刊行されたのは#21、#22、#23、#24、#19、#25、#20、#26の順番になった。これに対して「Todd can’t count…(Toddは数が数えられない…)」というイラストが出された。但し、これは今号の”SPAWN/BATMAN”の最後でSPAWNがBATMANに顔面をバッドラングで割られたことの後日談を翌月に発表したかったため、途中の話を飛ばして1995年5月に”SPAWN #21″を刊行したと思われます。海外のサイトと同じようにここのサイトでの紹介も刊行順にします。
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