BATMAN SPAWN : WAR DEVIL

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AliciaはHellspawnとBatmanが出会っていたことを知る。Gotham Cityの闇の騎士。

Release date : Mar 17, 1994
DC COMICS
BLOODSTRIKE #8
NINJAK vol.1 #3
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。

SUMMARY :
Whatever happened to the “missing village” of Roanoke, North Carolina? Batman is about to find out, as a devious trail winds down through history, leading him into direct conflict with Hell’s soldier—Todd McFarlane‘s Spawn!

DC COMICS.COM

SharingName
TitleWAR DEVIL
WritersDoug Moench,
Chuck Dixon,
Alan Grant
Artist and coloristKlaus Janson
Computer ColoristSteve Buccellato
Cover Artist and ColoristKlaus Janson,
Steve Buccellato
LetteringTodd Klein
DC COMICS
President & Editor-In-ChiefJenette Kahn
Executive VP & PublisherPaul Levitz
Group EditotDennis O’Neil
Assistant EditorJordan B. Gorfinkel
Art DirectorRobbin Brosterman
VP-Creative DirectorJoe Orlando
VP-Sales & MarketingBruce Bristow
VP-Finance & OperationsPatrick Caldon
Managing EditorTerri Cunningham
VP-Business AffairsChantal D’Aulnis
VP & General CounselLillian Laserson
VP-Associate PublisherSeymour Miles
Exec. Director-ProductionBob Rozakis
SPAWN created by Todd McFarlane

ノースカロライナ州ロアノーク島では植民者が姿を消すといった事件が起こった。人々は神隠しがあったことと植民地の木に不自然に刻まれていた「クロトォン」の文字に気を取られていて、村を中心に木々の伐採によって巨大な五芒星が刻まれていたことに気がつく者はいなかった。
時は流れ、ゴッサム。現代。
バットマンはゴッサムに大量の爆弾が運び込まれていることを調査していた。捜査線上に浮かび上がっていた男はヴァージル・デア。また幾つかの建物が買収されていた。バットマンはデアの後を追った。
一方、Al:Spawnはゴッサム・タワーに訪れていた。オーナーのオーナーは、かつてAl:Spawnが指令を受けて暗殺したサイモン・ヴェスパーだった。どのような指令を受けて暗殺したのか、消された記憶を辿るためにこのタワーに訪れたのだ。
同じくバットマンもデアを追ってゴッサム・タワーに来ていた。6年前、ヴェスパーを追っていたバットマンは目の前で暗殺現場を目撃していた。暗殺者は既に姿を消していた。プロに違いない。(実は暗殺者とはアル・シモンズのことだった。)
バットマンの読みは的中し、デアを発見することが出来た。バットマンが手下を片付けると、デアは簡単にボスの名をしゃべりだした。
「ボスはサイモン・ヴェスパーだ。」 バットマンはヴェスパーは死んでいると答えるが、デアは「ただの行方不明だろ。」と答えた。
確かに暗殺現場は目撃したが、死体は出てこなかった。
バットマンはこの場ではヴェスパーたちの犯罪の証拠を掴むことが出来なかった。「なんだったら不法侵入で警察を呼んでもいいぜ。」
そういうデアを後に残し、バットマンは立ち去った。
確かにサイモン・ヴェスパーは死んでいた。だが、何者かの力によって墓場から蘇っていたのだった。
バットマンとAl:Spawnは互いに引き寄せられるかのようにゴッサム・タワーに到着していた。タワーではヴェスパーによって用済みとデアが既に殺されており、残された死体がバットマンとAl:Spawnとの出会いを最悪のものとした。
誤解により、闘いを始めたバットマンとAl:Spawn。
Al:Spawnは魔力が使えず、バットマンの優勢で勝負がつくかと思われたが、Al:Spawnは魔力を取り戻していた。
コスチュームが何かを感じ取り、魔力を一時的に封印したのだった。Al:Spawnの反撃のチャンスだったが、その頃には二人とも冷静さを取り戻していた。

ヴェスパーを操っていたのは魔神クロトォン。魔神はゴッサムの電力を操って、次々と明かりが消していき、ゴッサム・タワーを中心に残りの明かりを使って巨大な五芒星の形に描き出していた。また買収した建物を爆破させ、巨大な松明を作っていた。
それによって墓場から沢山の死体が蘇ってきたのだった。

その後はバットマンとAl:Spawnの共闘によって魔神クロトォンを退治し、巨大な五芒星はAl:Spawnの魔力によって違う形に書き換えられ、死者たちはまた墓場に戻っていった。
見返りを求めず、ゴッサム・シティを守ることに身を捧げるバットマン。

Al:Spawnはこう呟く。「The kind of man I’ll be.」


Bruce Wayne

Bruce Wayne
Batman

Al Simmons
SPAWN

Simon Vesper

Police officer
James Gordon

The Demon
Croatoan

-BATMAN/SPAWN: THE CLASSIC COLLECTION-
SPAWNが表紙、もしくは内容に登場していれば買い漁る私ですが、頑なにTPB:Trade Paperbookには手を出していません。そこまで集めて資金が苦しくなるのならと諦めています。Batman/Spawnは以下のTPBが発売されています。


BATMAN/SPAWN: THE CLASSIC COLLECTION-
Nov 15. 2022
DC COMICS

BATMAN/SPAWN: Deluxe Edition HC
Apr 4. 2023
DC COMICS

とは言え、2023年に発売されたHCのカバー画は1994年発売の”SPAWN/BATMAN”のカバー画と同じ構図でありながら、しかもBatmanとSpawnの位置が入れ替わっています。(BatmanとSpawnのポーズは同じままで位置だけ違うという凝りよう) これはいつか買いたいと思うのですが、amazonなどでは5,000円以上します。ハードカバーなので高いのは分かるし、1994年にImage Comicsから出版された”Spawn/Batman”、2022年にDC Comicsから出版された”Batman/Spawn”と3冊も掲載されているので、3つのリーフを持っていない方にはお得になる商品ですが、流石に高い。リアルタイムで追いかけていなかったので分からないのすが、クラシックHDの発売の時にデラックスHDの話はあったのかな? 3冊入っているならデラックスのほうが断然、お得ですよね。


SPAWN/BATMAN
Apr 6. 1994
Image Comics

BATMAN/SPAWN: Deluxe Edition HC
Apr 4. 2023
DC COMICS

まあ、でもTodd McFarlaneがBatmanを描いたということは嬉しい限りです。

② “Batman:The Dark Knight Returns”との関係

1986年にフランク・ミラーが手掛けた”Batman:The Dark Knight Returns”ではブルース・ウィルスは55歳となっており、Batmanは老兵と描かれていた。また性格も偏屈が進み、群れるのを嫌う姿を見せる。だが後に新しいロビンという存在を受け入れて他の支持者とともに犯罪と戦う準備をしていくのだった。
Batman/Spawnにフランク・ミラーは関わっていないが、1986年においてその後のBatmanの方向性を強く決定したと言える。
この#1のカバー画はBatman/Spawn、Spawn/Batmanのカバー画にも影響している。
またSpawn/Batmanではフランク・ミラーがWriterをしているため、Batmanの姿に色濃く影響が出ている。
後のAl Simmonsの性格の描写にも影響を感じ取ることが出来る。

③ -BATMAN/SPAWN: THE CLASSIC COLLECTION-掲載のイラスト

by Greg Capullo
by Todd McFarlane and Frank Miller

2024年9月25日追記


BATMAN/SPAWN:
Deluxe Edition HC
Apr 4. 2023
DC COMICS

SPAWN KILLS EVERY SPAWN! #3
cvr B
Sep 25. 2024
DC COMICS

2024年9月25日に”SPAWN KILLS EVERY SPAWN! #3 cvr B”を購入した際には大笑いしました。これは知っている人にしか分からないw

プロフィール
この記事を書いた人

こんにちは!私の名前はSeiji Iwasaです。 ニックネームはKildareです。
IMAGE COMICS(アメリカンコミックス)のSPAWN、またIMAGE COMICSで活躍した後にMARVEL COMICSへと移籍したANGELAに関するコミックスの収集家です。自分のコレクションを紹介するとともにそれらのコミックスの内容などについても紹介しています。紹介するコミックスに興味を持たれましたら幸いです。またそれ以外にも自分の趣味のものなども随時、紹介しています。

Hello! My name is Seiji Iwasa. Please call me "Kildare".
I am a collector of comics related to SPAWN from IMAGE COMICS (American Comics) and ANGELA, who was active at IMAGE COMICS and then transferred to MARVEL COMICS. In addition to introducing my own collection, I also introduce the contents of those comics. I would appreciate it if you were interested in the comics I introduced. In addition to that, I also introduce my hobbies from time to time.

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