SPAWN→SPAWN GODSLAYER
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。
SUMMARY :
IMAGE COMICS.COM
The vengeance Goddess Praelyx embarks on a harrowing journey to the underworld to secure alliances in order to bring down the Godslayer. Meanwhile, Bairn and Dromo find themselves at the mercy of a powerful, mysterious being who could grant the Godslayer his freedom – or his doom!
Sharing | Name | Sharing | Name |
---|---|---|---|
TITLE | Dire Thing part2 | ||
STORY | Brian Holguin | EDITOR-IN-CHIEF | Brian Haberlin |
PENCILS | Philip Tan | Executive Director of SPAWN.com | |
INKING | Philip Tan | Tyler Jeffers | |
Jeff De Los Santos | Manager of Int’l Publishing for TMP | ||
Edgar Tadeo | Suzy Thomas | ||
Walden Wong | Publisher for IMAGE COMICS | ||
LETTERING | Francis Takenaga | Erik Larsen | |
COLOR | Ian Hannin | ||
COVER | Philip Tan | ||
Geirrodvan Dyke | |||
Production | Francis Takenaga | ||
SPAWN created by Todd McFarlane |
復讐の女神プレリクスは、ゴッドスレイヤーを倒すために同盟を確保するために冥界への悲惨な旅に出る。一方、ベェアンとドロモは、強力で神秘的な存在に翻弄され、ゴッドスレイヤーに自由を、あるいは破滅をもたらすことができることに気付く。プレリクスの元にはまだネヴァの姿があった。だが、手を差し伸べるとプレリクスが妨げる。 ゴッドスレイヤー:ベェアンとプレリクスとの決着の時が来た。死闘の末にプレリクスに最期の時が来る。その眼には今は亡き双子の兄弟のDelphoの姿が見えた。だが、その姿の正体はドロモ。ドロモはプレリクスに対して救いのない言葉を吐き、彼女は救われぬ死を遂げる。 この戦いが終わってもベェアンの運命は変わらない。ゴッドスレイヤーとしての新たな使命が待つだけだった。
Brian Holguinが描いた「Aria」の世界は魔法と現実が入り混じった世界で、そこに登場する女性Kildareは魔法使いである。巻数は少ないながら、ファンタジーな世界観が丁寧に描かれた作品だったので、この「SPAWN:GODSLAYER」にも期待感が高まった。邪心の神を狩るゴッドスレイヤーとしての運命を背負ったBairnの戦いを描き出したかと思ったら、幽霊として転生している恋人:Neva(ネヴァ)との話が中心となっていく。これを中心に描くのかと思うと彼女が負の契約を結んだ復讐の女神プレリクスが登場してきて話をかき乱す。残念ながらこれを何十話もかけて、ベェアンのネヴァに対する恋心、プレリクスがネヴァを騙してでも取り戻したかった双子の兄弟Delphoへの思い、それらを丁寧に描けばややバットエンド的に終わった最後にも深みが出るのかもしれないが、8巻程度では、ベェアン、ネヴァ、プレリクス、ドロモ、それぞれの登場人物が自分の思いに対して自分勝手に動いているように感じられて、登場人物に感情移入が出来ないものになってしまっている。ベェアンはゴッドスレイヤーとしての使命を何故、拒否せずにその運命を受け入れているのかも感じられないのが非常に残念。
コメント