SPAWN #52

この記事は約8分で読めます。
Category カテゴリーごとに一覧化したページを開けます。
Release date : Aug 1 1996
IMAGE COMICS
THE SAVAGE DRAGON vol.2 #30
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。

SUMMARY :
Cyan’s shoelace is the only physical clue to Terry’s mysterious recovery from cancer. Terry’s nightmares mirror Al’s experiences. Spawn enters Hell’s fifth level where he is revered as a returning savior. He is forced into a confrontation with the Savage Dragon and defeats the dragon for the position of the Messiah. The dwellers of Hell turn on both of them and stone them to death – or do they?
IMAGE COMICS.com  McFarlane.com

Spawn #51 Summary:
Spawn freefalls through the levels of Hell where he undergoes a physical and psychological baptism. As symbiotic costume begins to peel itself from its necroplasmic host, layer after layer of Al Simmons’ life as it was on earth is peeled away. The weaknesses that damned him are exposed. Finally, to remove the last human vestiges from him, the ruler of the territory rips Al’s heart from his necroplasmic body as Malebolgia makes plans for Spawn to take his place as a General in Hell’s army. Meanwhile, Terry’s doctors are still puzzled over his miraculous recovery. Wanda admits that she also has difficulty with it while Cyan stubbornly refuses to give up a filthy shoelace (Spawn’s) she found at the hospital. Elsewhere in the city, Sam introduces Twitch to their new ’55 Chevy Crimemobile.

SharingName      
TITLEMESSIAH
In Memory of:Mark Gruenwald
storyTodd McFarlane
pencilsGreg Capullo
inksTodd McFarlane,
Danny Miki
copy editor
& letters
Tom Orzechowski
colorBrian Haberlin,
Dan Kemp,
Matt Milla
Director Of
Creative Development
Terry Fitzgerald
Graphics CoordinatorJulia Simmons
FOR IMAGE COMICS
exec. directorLarry Marder
coverGreg Capullo,
Todd McFarlane
NEWSSTAND版の表示は終了します。

Mark Gruenwald:原作者であり編集にも携わったが、「Avengers」「Captain America」「Iron man」「Mighty Thor」「Spider-man」などでpencilerを担当したことも有名。

200年振りに降臨したヘルスポーン。彼の存在は1つの家族の運命に係わることとなった。かつての親友であるテリー・フィッツジェラルド、その妻であるワンダ、そして愛娘のサイアン。それぞれがAl:Spawnと何らかの繋がりを持ってしまった。癌から回復したテリーだったが、最近眠れなくなっていた。親友であるアル・シモンズ。彼は5年前、任務中に死亡したはずだったのだか、何故か彼の存在を感じるようになっていたのだ。何かの後遺症なのか、テリーには判らなかった。

その頃、Al:Spawnは第三の試練に直面していた。今までの試練では敵と見做されていたAl:Spawnであったが、魔界第5層では違っていた。ここの緑の住人たちは聖典で予言されていた救世主を待ち侘びていた。彼らが待ち続けた一兆年ものの間に救世主のイメージはさまざまに膨れ上がっていた。そして現れたAl:Spawnに対する彼らの感情もそれぞれであった。歓び・疑い・怒り、さまざまな感情が交錯していた。Al:Spawnにとっても群がる彼らの存在は到底受け入れ難いものだった。 歓迎されようと、叱咤されようとAl:Spawnには関係のないことだった。やがて彼らの中から異を唱える者が現れた。「救世主が二人も現れるはずがない。」Al:Spawnが現れる前にシカゴの警官であるドラゴンがこの地に降臨していたのだ。相対する二人、そして緑の住人たちが二人を囲むように群がっていた。「カタをつけよう」互いに相手のことを障害物としか感じておらず、闘いが始まるのは目に見えていた。互いに拳を交わす二人。だが、Al:Spawnにとって地上では使うことを躊躇っていたパワーを惜しむ必要がなかった。 やがてドラゴンが倒され、住人たちは緑の自分たちの期待を裏切ったドラゴンへと怒りの矛先を向けた。

Al:Spawnは緑の住人たちに囚われの身になったドラゴンの元に向かった。「何故、仲間のなかからお前が選ばれたのだ。」Al:Spawnの問いかけにドラゴンは答える。自分はシカゴ市警の警官で、いつも悪者たちを相手にしていた。最後にThe Fiend Ⅲを立ち向かった時、自分の両腕が吹っ飛び、意識を失った。だが、目覚めてみると腕は元に戻っており、素っ裸で魔界に来ていたのだという。ドラゴンにとっては悪い夢の続きを見ているようなものだ。そして自分を救世主扱いした緑の住人たちに決闘というものを見せてやろうとした。 ドラゴンにとって勝ち負けなどどうでもよかった。負けたほうが処刑される。それだけだった。ドラゴンの言葉を聞いたAl:Spawnは決意する。緑の住人たちを前にして彼は叫んだ。「こいつは何も悪いことをしていない。許してやれ」だが、緑の住人たちには到底受け入れがたい言葉だった。「許す?」聖典にはそんな言葉は書かれていない。書かれていたのは「目には目を」だった。Al:Spawnは自分の言葉で一気に偽の救世主扱いをされる。ドラゴンと一緒に磔にされたAl:Spawn。緑の住人たちの首長が叫ぶ。「石を持て。罪ある者、最初の石を投げよ」だが、その石が二人に当たることはなかった。 ドラゴンとAl:Spawnは魔界第5階層から突然、姿を消したのだった。

SAVAGE DRAGON made a guest apperance
This issue follows “THE SAVAGE DRAGON #30”.


Cyan’s shoelace

Cyan Blake

Wanda Blake

Terry Fitzgerald

Shanna

Al Simmons
SPAWN

Emperor Kurr
DRAGON

Bonnie Harris
The Fiend

Malebolgia

①The Fiend Ⅲ
Debbie Harrisは母と口論の後、Kurr Dragonと一夜を共にした。Debbieの元ボーイフレンドであるArnold Dimpleはその話を聞きつけ、激怒し、Kurr Dragonのアパートへと向かう。Arnold Dimpleはドアが開いた瞬間に発砲するど、不幸にもDebbieの頭を撃ち抜いてしまう。そのことを悔いてArnoldは自らの頭を撃ち抜く。
魂がHellに送られた後、Arnoldは悪魔と契約を結び、Kurr Dragonに復讐する悪魔の生き物であるThe Fiend Entityとして復活した。The Fiend EntityはDebbie Harrisの母、Bonnie Harrisと手を組み、Kurr Dragonを苦しめるようになる。その願いは成就し、Kurr Dragonの魂を一度はHellに陥れることに成功するが、神がKurr Dragonのために介入する。やがてBonnieはThe Fiend Entityこそが娘の命を奪った犯人であることを知り、The Fiend Entityを背いた。しかしBonnieはその罪のためにThe Fiend Entityとともに永遠にHellに堕ちる運命となった。
Bonnieは娘に会うために天国に行くことを神に嘆願したが、Hellに堕とされることとなり、The Fiend Ⅲへと変貌する。
The Fiendと名乗る人物は複数、登場する。
The Fiend Entity:Arnold Dimple
The Fiend Ⅰ:Charley McArthur
The Fiend Ⅱ:Doug Herman
The Fiend Ⅲ:Bonnie Harris
但し、コミックスで描かれている際にはローマ字区別はされない。そもそもThe Fiendという悪魔がいてさまざまな宿主に憑りついている。そのなかでSPAWN #52/ THE SAVAGE DRAGON #30に登場した「The Fiend」は女性の体つきをしている。The Fiendには宿主の身体の特徴が現れることから、女性である宿主はBonnie Harrisだけであるため、登場したのはThe Fiend Ⅲだと特定できる。

プロフィール
この記事を書いた人

こんにちは!私の名前はSeiji Iwasaです。 ニックネームはKildareです。
IMAGE COMICS(アメリカンコミックス)のSPAWN、またIMAGE COMICSで活躍した後にMARVEL COMICSへと移籍したANGELAに関するコミックスの収集家です。自分のコレクションを紹介するとともにそれらのコミックスの内容などについても紹介しています。紹介するコミックスに興味を持たれましたら幸いです。またそれ以外にも自分の趣味のものなども随時、紹介しています。

Hello! My name is Seiji Iwasa. Please call me "Kildare".
I am a collector of comics related to SPAWN from IMAGE COMICS (American Comics) and ANGELA, who was active at IMAGE COMICS and then transferred to MARVEL COMICS. In addition to introducing my own collection, I also introduce the contents of those comics. I would appreciate it if you were interested in the comics I introduced. In addition to that, I also introduce my hobbies from time to time.

Seiji Iwasaをフォローしてください。
SPAWN (Monthly)SPAWN's all storyCROSSOVER
記事の内容が面白かったらSNSにシェアしてください。
Seiji Iwasaをフォローしてください。

コメントを書き込んでください。

コメントを残していただけれると嬉しいです。
但し、URLのリンクは貼らないようにしてください。そのようなコメントは内容の如何を問わず
スパムコメントとして認定致します。

コメント