Release date : Dec 11, 2023
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2024年においてTodd McFarlaneはいくつかのSPAWN NEW SERIESの開始を構想しています。
“Focus” by McFarlane and Marco Failla
「Gunslinger Spawn #15」にて初めて登場したFocusは謎めいた人物です。実験体である脅威のスピードを得たとのことで、DC Comicsのフラッシュのようにも思えますね。The warrior and the speedsterという異名を持つ人物ですが、このタイトルを通じて正体が明かされていくのだと思います。
“Spawn:The Dark Ages” by Liam Sharp
Limp SharpがSPAWNの世界を描くのは実に25年ぶり。5世紀の英国を舞台にした新しい暗黒時代シリーズ、前作での12世紀のヘルスポーンであるロード・コヴェナントとは異なるヘルスポーンが登場するようです。5世紀の英国となるとローマ帝国、ヴァイキングなどの脅威があった時代です。ストーリーとして描かれるのではないでしょうか。
“No Home Here” by Jonathan Glapion and Daniel Henriques
SPAWN #5とかなり初期から登場している幼女殺しのBilly Kincaid。その最後の犠牲者が主人公という変わった内容のタイトルになります。彼女がどのような状態にいるのかが不明なのですが、自分の死をつて体験しながらその運命に抗うといった内容でしょうか。日本の小説・漫画では「Re:ゼロから始める異世界生活」があります。ゲームでも「死にゲー」というジャンル(?)があり、何度もゲームオーバーになりながらその経緯で得たヒントから流れを少しづつ変えていってゲームクリアをするタイプのゲームです。イメージ的にはそれに近いかもしれません。
“Spawn Kills Every Spawn” by John Layman and Rob Duenes
最後はお祭りタイトルです。既に「Spawn Kills Everyone! (2016)」「Spawn Kills Everyone Too (2018)」が発売されており、一応、次回作にはなっていますが、「I Hate Fairyland」のアリスのようにドタバタ劇が繰り広げられると思います。
新しいタイトルが発表されるなかで「The Adventures of Spawn」といった過去のタイトルも再評価されてもいいのかなと思います。ダークヒーローが登場する「SPAWN」に期待する方には今のSPAWN’S UNIVERSEの展開はアベンジャーズのノリを感じて敬遠されがちですが、アル・シモンズは相も変わらず不愛想で、仲間とつるむタイプではないですね。まずは「KING SPAWN」「THE SCORCHED」「GUNSLINGER SPAWN」そして「SPAWN」の動向を追いかけていきましょう。
2025年公開予定とされている映画「SPAWN」とともに今後もSPAWNのさまざまな媒体での登場が期待できます。
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