SPAWN→SPAWN THE DARK AGES→SAM AND TWITCH→HELLSPAWN
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。
SUMMARY :
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As Sam & Twitch request that Central Park be closed down, the Night of the Cleansing is already underway; but there is no one to be cleansed! Much to Simon’s dismay, the entire city seems to be free from sin. Spawn has taken that burden upon himself. Elsewhere, Dawn is about to “save” Max when she meets an untimely end, courtesy of Ab and Zab. While Simon and his legion of vampires prepare to attack Spawn, Ab and Zab are in the Citadel of the Kingdom, busying themselves by building a doorway to Hell.
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SPAWN №111 Summary
A group of vampires join Simon Pure in his battle against Spawn, but the Hellspawn has experience on his side and causes a tidal wave that engulfs Simon and his followers, all of whom drown. Simon survives, but cuts off his own hand to escape Spawn’s chains. Meanwhile, Twitch has an encounter with Max Jr. and Dawn, but it turns out to be only a dream… or was it? Spawn has a new plan to eliminate Simon and enlists the help of Ab and Zab, who have been reinstated as full demons, while Simon’s plan to eliminate those who are sinners continues apace.
Sharing | Name | Sharing | Name |
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Title | The Kingdom – part Ⅵ | ||
Dedicated to | All the victims of the Sert.11 Tragedy, their familes and loved ones | PRESIDENT OF ENTERTAINMENT | |
Terry Fitzgerald | |||
PLOT | Brian Holguin | SENIOR GRAPHIC DIRECTOR | Brent Ashe |
Todd McFarlane | GRAPHIC DESIGNER | Boyd Williams | |
STORY | Brian Holguin | MANAGING EDITOR | Brad Gould |
PENCILS | Angel Medina | PUBLISHER FOR IMAGE COMICS | |
INKER | Danny Miki | Jim Valentino | |
Victor Olazaba | |||
Allen Martinez | |||
CRIME LAB STUDIOS | |||
LETTERING | Tom Orzechowski | ||
COLOR | Brian Haberlin | SPAWN CREATED BY TODD McFARLANE | |
Dan Kemp | |||
HABERLIN STUDIOS | |||
COVER | Greg Capullo |
真夜中。清めの夜、それは始まった。ニューヨークの街中には大勢の吸血鬼たちが現れ、獲物狩りを始めた。我々は神の仕事を成すべくやってきた。この夜を長い間、待ち続けていた。777人の聖なる戦士の軍団は汚れきった通りのなかに1つの獲物を探していたが、見つけることができない。それはSPAWNだった。
その14時間前。サムとトゥイッチはニューヨーク市警の署長に直談判しに来ていた。「セントラルパークを閉鎖するだと?」それは王国を名乗る一味の襲撃計画のためだと言う。署長もニューヨーク市長に何と言って説明すればいいか、途方に暮れていた。「君たちが間違っている事もあるわけか?」それにサムが答えた。「むしろ、間違っていると願いたいです。でももし我々が間違っていなければ?」
夕刻。町ではAl:Spawnの周囲の全てから複雑な波動が発せられ、彼はその息吹と兆候を感じていた。Al:Spawnは人々の痛み、失態、弱みを感じていた。彼は人々の罪悪感、貪欲さ、嫌悪感を飲み込んでいた。それらは彼を呼び寄せているのか、また彼が呼び寄せるのか。いとも簡単に感じられることに彼は驚いていた。それは川が海へと戻っていくように自然に伝わってくる。この感覚を彼は好きではなかった。だが、それは彼が受け入れなければいけない苦痛だった。
20時24分。トゥイッチは自宅に帰ってきた。妻のヘレンが出迎える。「何か、あったの? マックスのこと?」「いや、だか、なんだか今夜は家族と一緒に過ごすべきだと感じるんだ。」子供達は父の早い帰宅に大喜びだった。
セントラルパークは閉鎖されていた。真夜中まであと7分。園内ではAl:Spawnが跪いていた。彼の眉間には黄緑色のSの文字が浮かび上がる。それはサイモンが言うところの罪の印だった。そしてAl:Spawnの背後から大勢の吸血鬼が襲いかかってきた。
王国の塔。「マックス、起きて。新しい朝よ。遂に始まったの。みんなが祝いのために大ホールに集まっているわ。私たちも行かない?」「あっちに行け!」「子供みたいなことを言わないの。これは重要なことよ。今まで起きてきた事のなかで最も重要なことなの。私たちの勇敢な戦士たちが古き者たちを一掃しているわ。そう、私たちが望む理想の世界へと再構築しているの。」「あっちへ行け! お前は狂ってる。いっそのこと殺してくれ。」「そんな風に思わないで。私は貴方を傷つけることはないわ。そしてこの世界の全ての人々を。私は貴方を救う道を選んだのよ。」するとドーンの背後から手が伸びてきて、彼女の頭を抱えて首をへし折った。「誰!」マックスが問いかけるとAbとZabが答えた。「お前、大丈夫か。俺たちゃ、騎兵隊だ!」
満月の冷たい光のもと、混沌がはじけ飛んだ。吸血鬼たちは戦いで受ける苦痛や待ち受ける危機など分かっていなかった。777人の吸血鬼の狩人の軍団は血の香りや罪の味によって駆り立てられていた。彼らに立ち向かうのは何千もの罪を追う、一人の戦士だった。彼こそが吸血鬼たちが襲撃する町への最終防衛ラインだった。 サイモンが叫ぶ。「奴を殺せ!奴は我らの栄光の夜の前に立ちはだかっている。奴をこなごなにしろ。奴の黒き心を引き裂け。見せしめにしろ。邪悪な者に逃れるすべはない。汚れし者が隠れる場所もない。我々は平和を齎しに来たのではない。主は言う、だが、剣を振るうために来たのだ。」するとAl:Spawnが答えた。「貴様は罪人を求めてきた。サイモン、ここだ、俺はここにいる。連れていけるのならやってみろ。」
その頃、AbとZabはマックスを抱えて王国の塔の階段を降りていた。「頑張れ、小僧。これは俺たちやお前をここから連れ出す俺たちの目的のために重要なことなんた。何か、聞いていないか?」「なんだか、彼女が言っていた。祝いのこと? 巨大な塔のどこか、下のほうに。」すると階段が終わり、大きな広間が現れた。Abが言う。「大きさはどうだ?」Zabが答える。「ちょうどいいんじゃないか。」
Al:Spawnは木々に巻き付けて引き抜いた。そして木々を吸血鬼たちに浴びせかけた。「サイモン、貴様は犠牲者を求めていた。虐殺者たちへと導く、従順な子羊の群れを求めていた。ゲームは変わったんだ。貴様は子羊を手にすることはない。お前の相手は俺だ。俺がお前を葬る。」
「何をしているの?」マックスがAbとZabに問いかけた。「なに、美術工芸みたいなものさ。お前のお仲間には少し驚きかもしれないがな。」「見てな。俺たちが描き上げた時、ここは扉になるんだ。」「扉?」「そう、魔界への扉さ。」
Al:Spawnはサイモンを地面に叩きつけた。サイモンが言う。「復讐するは我にありと主は言われり。」そしてサイモンが逆にAl:Spawnを叩きつける。「くらえ!」「くらえ!」「くらえ!」次々と吸血鬼たちがAl:Spawnへと追い被さっていった。
本当にAngel Medinaが描く女の子は可愛くない。
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