Release date :Aug 1 2003
IMAGE COMICS
SPAWN→SAM AND TWITCH→CASE FILES SAM AND TWITCH
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。
SUMMARY :
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Al, Wanda, and Terry each remembers a specific event that had changed their lives. Al recalls a night in a local diner, with Terry and Wanda, just before he is to marry Wanda. Memories of the night of Al’s last mission flood Wanda’s mind. And Terry, after thinking about the first time he confesses his love to Wanda, decides to quit his current job, and move his family.
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SPAWN 126 SUMMARY
Al has made his way past the guardians of the alleys to save Major Forsburg. As Al attempts to set him free from his physical cage, he gets dragged into Forsburg’s mental prison, where Al defends his former superior officer from the lost soldiers of countless wars. Forsburg, knowing that his pursuers will finally catch up to him, gives Al one final order. Al reluctantly obeys and sets Forsburg free.
Sharing | Name | Sharing | Name |
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Title | Wake up Dreaming part three | PRESIDENT OF ENTERTAINMENT | |
Dedicated to | Gerry McFarlane | Terry Fitzgerald | |
PLOT | Todd McFarlane | ART DIRECTOR | Ben Timmreck |
Brian Holguin | GRAPHIC DESIGNER | Michael Seghers | |
STORY | Brian Holguin | PRODUCTION MANAGER | Tyler Jeffers |
PENCILS | Angel Medina | PUBLISHER FOR IMAGE COMICS | |
INKER | Danny Miki | Jim Valentino | |
Victor Olazaba | |||
Allen Martinez | SPAWN CREATED BY TODD McFARLANE | ||
CRIME LAB STUDIOS | |||
LETTERING | Tom Orzechowski | ||
COLOR | Brian Haberlin | ||
COVER | Greg Capullo |
アルの物語
レストランで、アルはウェイトレスにコーヒーを注文した。ふと、自分の記憶を辿る。それはアルとワンダの結婚式の前夜。このレストランに友人が集まった。ワンダの友人たちは彼女に指輪を見せてとせがんでいる。テリーはアルをトイレに誘った。 「お前は小さな赤毛の女性を見ていたな。彼女はワンダと一緒に大学に通っていたんだ。彼女は独身だ。誘ってみては? テリー。」「情報をありがとう、アル。君はいつも手助けしてくれるな。ところで聞くが、君は何時、辞表を出しに行くんだ?」 「辞表? どういう意味だ。」「Wynnにだよ。」「辞表なんて出さないさ。今のところにいるつもりだよ。」テリーはアルに言った。もうすぐ可愛い妻を持つ身だろ。子供のこともある。政府のエージェントは家族持ちの男がする仕事じゃないと。 仕事を辞める気がないアルに、テリーは結婚するのが契機になると言う。「ワンダに何か頼まれたのか。」「違う、君の友人としての忠告だ。」だが、アルの怒りが爆発する。アルは紙タオルが入った容器に殴りかかった。「お前に何が分かる。放っておいてくれ。」
アルはワンダのいる席に戻った。「これからずっと一緒だ。死が二人を分かつまで。」「約束して。私より先に死なないって。」「それで決まりだ。僕の心にかけて」ワンダはアルが急にそんな話をし始めたので、何かあったのか気になった。「何、俺とテリーとの喧嘩さ。男ってこんなものだ。すべてにおいて。」 そこにテリーが現れる。「テリー・フィッツジェラルド! この件で何か言い訳がある?私は貴方が思慮のある人だと思っているわ。」「そうだな。すまない。」「じゃあ、終わりにしましょ。私は三人で写真が撮りたいの。」そして三人、仲良く写真を撮った。
ワンダの物語
ワンダとアルとテリーの写真。ワンダはそれをサイアンに見せていた。「昔の写真よ。貴方が産まれる前の。」「誰、ママとパパと?」「彼は最初の旦那様なの。」「離婚?」「いいえ、彼は死んでしまったの。」「悲しいね。パパと知っているの?」「もちろん。彼はパパの友人だったから。もう何年も前のことだけど。」「子供はいたの?」「いいえ、いなかったわ。」ふと、ワンダは昔のことを思い出す。
「貴方は出かけるの? どうしても行くの? こんな時に。何でそんなことが出来るの?」「何故かは話したはずだ。俺には選択肢はない。ことは待ってくれない。」「何故、Wynnは誰か他の人を送り込まないの?」「自分以外に適任がいないからさ。これから先も世界の一大事は君の予定には合わせてくれないよ。」「言っておくが、家には問題があるものだ。君の役目を忘れるな。誰かが行く必要があるんだ。君は気にするな。何も考えるな。」 「よくもそんなことを。私にそんなことを投げかけないで。私の赤ちゃんにも。そんなことを私に言わせないで。」「待て、俺の気を害すな。」アルは両手でワンダの腕を強く掴みかかった。 「多分、俺には悪いと思うまでじっと座っている余裕などないんだと思う。世界が俺の問題で攻め続けることにじっとしている余裕がない。俺が感じていないなんて言うなんてとんでもない。」「私は世界なんか責めてない。私は貴方を責めてるの。」「だから、俺に押し付けるな。医者が言ったことを知っている。そんなことは起こるものだ。自然の摂理みたいものだ。だから俺は…」「だからあなたは私を叩いたの?」「それが理由じゃない。」 「医者は私たちが何故知り合えないかと言ったわ。確かに私たちは知り合えていないわ。」「地獄に堕ちろ。」「あなたこそ!」そしてアルは帰ってくることはなかった。ワンダは三人で映った写真を見ながら涙する。
テリーの物語
「失礼します。ミスター・フィッツジェラルド。今晩は何か用がありますか。」「ないよ。ジョイス。家に帰り給え。私は少しやることがある。」秘書を帰らせるとテリーは昔のことを思い出す。
「テリー、ここで何をしているの?イケメンさん。」「君を拾いにさ。アルが仕事から離れられないと電話してきたんだ。」「私の旦那が?彼が私を無視するようなら、彼のお金を費やしてやるほうがましだわ。聞いて、テリー。靴を買うことに何か感じることがある?」「う~ん」「いい答えよ。フィッツジェラルド。」そう言うと二人はテリーの車の乗り込んだ。二人はカフェで話を続けた。 「本当に靴屋を買い占めるつもりだったんたね。なんで、彼をそんなに非難するんだい。」「私は思い立ったら悪女になるの。」「今度、昼食でも一緒にしよう。」テリーはそういうと店の伝票に手を伸ばした。「ここにいない私たちの友人に払わせましょ。」するとテリーはワンダの腕に痣を見つける。「腕をどうしたいんだい。」「なんでもないの。階段を踏み外したの。思ったより悪く見えるだけ。行きましょ。雨が降り始めたわ。」 二人は雨の中を走っていたが、少し雨宿りをすることにした。「本当に大丈夫なんだね。」テリーはワンダに問い掛け、二人は目を見つめ合った。すると自然に二人は口づけを交わす。「神に誓う。君がアルのものでなければ…」「でも、私は彼の妻なの。」ワンダはその場を立ち去り、タクシーに乗った。
現在。テリーは事務所からワンダに電話をかけていた。「もう少ししたら帰るよ。君は泣いていないか? 大丈夫?」テリーは人生とは短い者だと思っている。今は忙しいが、今を大事にすることを忘れていない。
一方、アルは夜道を歩きながらSPAWNへと変身を遂げる。
三人で映った写真のなかでアルが写っている部分が破り取られていた。そしてテリーは家を売りに出し、どこかへ引っ越していった。
Nyxって本当に素敵なキャラクターなのに、Angel Medinaはどうしてこんなに描くのが下手なんだろうか。
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