Appearances of SPAWN in Image Comics
Release date : Oct 1 1994 IMAGE COMICS | |
SPAWN #24 | SPAWN #25 |
Release order:”SPAWN #18″→21→22→23→24→19→25→20 | |
JOHN BYRNE’S BABE #3 | BADROCK AND COMPANY #2 |
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。 |
Spawn #19 might be the next chronological issue, but it was released after issues #21-#24 were already published. McFarlane skipped issues #19 and #20 and went straight to #21 after finishing the Spawn/Batman crossover.
SUMMARY :
Spawn encounters Houdini, an agent of a mysterious confederation of magic called Overlap. He teaches Spawn how to use his uniform more effectively, which comes in handy immediately when they are attacked by a street gang. After the threat is dispatched, Houdini enlists Spawn in a demon-destroying mission.
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Sharing | Name |
---|---|
Title | “SHOWTIME” part1 |
Dedicated to: | Chris Claremont |
story | Tom Orzechowski, Andrew Grossberg |
pencils | Greg Capullo |
inks | Mark Pennington |
copy editor & letters | Tom Orzechowski |
color | Steve Oliff and OLYOPTICS |
Director Of Creative Development | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
FOR IMAGE COMICS | |
exec. director | Larry Marder |
publisher | Tony Lobito |
cover | Greg Capullo |
Chris Claremont:コミックス原作者。小説も手がけている。1975年から1991年にかけては「Uncanny X-Men」に携わった。彼は強い女性キャラクターを生み出すことでアメコミのスーパーヒーローの物語に文学的なテーマを導入した。携わったキャラクターは紹介しきれないほど。例を挙げれば「ジーン・グレイ/フェニックス」
かつての終戦間際の日本は敗戦の様相を呈していた。事態を打開すべく、闇の権力者たちは魔界とのコンタクトを試みた。それにより魔物が現れ、魔界物質が検出された。だが、同時に発生した核爆発によって魔界物資は消えてしまった。
Al Simmonsはかつて隠密作戦下でYousef Volokhovの暗殺を試みていた。ヴォロコフはウクライナの核科学者で、その研究が危険だとみなされたのだ。Alが持つ狙撃銃の引き金が引かれようとしていた。だが、思うように身体が動かない。しかも敵に発見されてしまった。Alは逃走する。Move! Move! だが、敵がAlに追いつき、Alのこめかみに銃口を突き付ける…そこで目が覚めた。
裏路地では暗殺者の頃の夢に魘されていたAl:Spawnが目を覚ますと同時に爆弾が爆発した。爆弾を仕掛けた悪ガキ:Porsche MacNeilを捉えようとしたAl:Spawnの前に一人の男が立ちはだかる。
その頃、アメリカにおいて核のシンポジウムが行われることとなり、旧ソ連より4人の有識者が訪米していた。
一方、異次元の「重複地帯:The overlap」では様々な生き物たちが「核でデーモンを殺せるか」を討論していた。かつて日本で起きた爆発も彼らが企てたものだった。今回の対象となるのはAl:Spawn。計画遂行のエージェントとして稀代の魔術師であり、重複地帯でも名の知れたハリー・フーディニが選ばれていた。
Al:Spawnの元から逃げ去った悪ガキ:Porscheは近所の路地裏に住まう者を消し去るために爆弾を仕掛けていた。アルバイトが終わった彼は次の爆弾の作成を再開していた。
Al:Spawnとの接触に成功したフーディニは計画実行へと上手く巻き込むために、Al:Spawnに魔法の使い方や生体コスチュームの使い方を教えながら、彼の気を惹こうとしていた。
一方、Terryの家族は日曜日の朝、まだ眠りについていた。そこに電話が鳴る。電話に出たTerryは仕事に行くと告げてベットから出る。Wandaは夫であるTerryの電話での会話が気になっていた。
彼… Atomic deviceって言わなかった…?
Al Simmons | Yousef Volokhov | Al Simmons |
Harry Houdini | Porsche MacNeil | Terry Fitzgerald |
Wanda Blake | Cyan Blake |
①Harry Houdini
19世紀の終り頃に活躍し、「脱出王」の異名を取ったハンガリーの奇術師。実在の人物がモデルになっている。本作のHarryは、Helとこの世界との境にある「重複地帯:The Overlap」を発見し、そこで集中力トレーニング、異次元への旅行の研究をした。そういった経験をしているが、彼自身は普通の人間。
4年後の1998年9月25日に彼が主人公のコミックス「Daring Escapes」がImage Comicsから発売されて”Daring Escapes #1“には前日談として”SPAWN #19, #20″に当たる回想が描かれています。1シーンだけですけどね。
Daring Escapes #1 |
②Tom Orzechowski
長年、SPAWNのLettererを務めているTom Orzechowskiだが、この”SPAWN #19″ではストーリーを担当している。Tom Orzechoskiは”SPAWN”が始まった1992年から既にコンピューター・フォントを手掛けた最初のLettererとしても知られている。タブレットなどに手書きで書き込むことは続けている。彼の話だと腕の筋肉が緩んでコツを失うこともあり、デジタル・レタリングの問題点について発言している。言われればその通り。ただ、コンピューター・フォントの導入でかなり時間の節約が可能とも考えている。
③Todd can’t count…
SPAWN #19が次の号ではあるが、実際に刊行されたのは#21、#22、#23、#24、#19、#25、#20、#26の順番になった。これに対して「Todd can’t count…(Toddは数が数えられない…)」というイラストが出された。但し、これは1994年4月に刊行された「SPAWN/BATMAN」の最後でSPAWNがBATMANに顔面をバッドラングで割られたことの後日談を翌月に発表したかったため、途中の話を飛ばして1995年5月にSPAWN #21を刊行したと思われる。ここでの紹介も刊行順にします。
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