Appearances of SPAWN in Image Comics
SUMMARY :
Spawn decides to find Wanda, but fears her reaction to what he’s become. With his new powers, he attempts to change his ravaged features, with disappointing results. Exhausted, he collapses, only to be taunted by a foul-mouthed dwarf in clown makeup.
IMAGE COMICS.com McFarlane.com
#2D | #2N |
Sharing | Name |
TITLE | “QUESTIONS” part 2 |
Dedicated to: | Steve Ditko |
story, pencils & inks | Todd McFarlane |
letters | Tom Orzechowski |
editor | Wanda Kolomyjec |
colors | Steve Oliff, Reuben Rude and OLYOPTICS |
Cover painting by Ken Steacy over Todd McFarlane art. |
Steve Ditko(Nov 2. 1927-Jun 29. 2018):アメリカン・コミックスの作画家・原作者。マーベル・コミックスでスタン・リーとともにSpider-manとDr. Strengeのキャラクターを創作。
冒頭で猫を相手に自慢話をするクラウン(Clown)の姿が描かれている。
妻に会いたいが、名前すら思い出せない。ましてやこんな姿では会うことは出来ない。 思い悩むAl:Spawnはふと与えられたパワーのことを思い出した。
意識を集中して人間の姿に変身してみるも、元の自分とは似ても似つかぬ白人男性の姿になっていた。
ああ、なんていう境遇だ。私は黒人だ。
そこにまた記憶のフラッシュバックが彼を襲う。
この男は自分の上司、ジェイソン・ウィン(Jason Wynn)だ。奴にハメられたのか。
Al:Spawnは気絶して教会の屋根から転落しそのまま意識を失った。
倒れたAl:Spawnに声をかけたのは、人殺しを楽しみ意気揚々としたクラウンだった。クラウンから名を呼ばれてAl:Spawnは初めて自分の新しい名が「スポーン」であることを知る。 Al:Spawnが背を向けた時、クラウンは本来の姿 Violator(バイオレーター)に変身した。
Clown | Al Simmons SPAWN | Clown Violator |
A man who Al:Spawn has transformed into | Sam Burke | Twitch Williams |
A victim of Violator: Gino | Jason Wynn |
9:9:9:5 |
前回の続き。ここでAl:Spawnは人間に変身する。(皮肉にも白人の男性へと変身することになる。) |
9:4:3:2 |
Al:Spawnはまだ魔力の使い方を理解しておらず、記憶を取り戻そうして一気に魔力を消費していまい、一時的に意識を失う。 |
2009年3月:追記
Is A man Jim Downing?
Al SimmonsがSpawnとして最初に魔力を使ったのが「人間の姿に変身する」ことだった。何故、白人に変身するのか? Alは「California beach bum」と言っています。「カリフォルニアのビーチにたむろしている奴」
多少、軽蔑した意味を含めて言っているのですが、なんとSpawn #190にて少しだけ謎が解けます。
SPAWN #190では長年、昏睡状態のままで、病院ではPatient 47(患者47号)というあだ名で呼ばれていた「Jim Downing」。この時点ではJimは自分が誰なのか、分かっていません。雪が降るなか、Jimは腹部の傷が痛んできたのでDinnerで休むこととしました。そこでコーヒーを飲んでいるJimに一人の女性が声をかけてきます。それはWanda Fitzgeraldでした。彼女はJimのことを覚えていると言います。あの日、家に尋ねてきた男性。彼は自分がS.P.C.A.から来たと言います。S.P.C.A.とはカナダの動物保護機関。彼はWandaの愛犬Shannaの様子を見に来たと言いますが、その後に玄関にて気絶してしまいます。気絶した彼をWandaとTerryが介抱するのですが、Wandaはその時の男性がJimだと言います。
「僕のことを知っているんですか?」と尋ねるJim。Wandaは「知っている訳じゃないけど、でもYesかも。あなたと私は会ってるのよ。ずっと前、あなたは多分覚えてすらないかも。でも私は覚えてる。」と言います。しかもWandaはJimの瞳を見て、緑色が混じっていることから「彼らの一人ね。」とまで言い当てます。WandaはJimが抱える謎に答えてあげられないことを謝り、二人はDinnerを立ち去るのでした。
なお、Jim Downingは”Legion of Lost Souls”:失われた魂の集団の一人。SPAWNが誕生以来、SPAWNのなかに閉じ込められた約6,000の失われた魂、SPAWN #152以降ではAl Simmonsが死亡してから1時間以内に死亡した魂だとも言及される。これらの魂はMalebolgiaやMammonが知らないところでMotherによってHellspawnに融合された。MotherはSPAWN #75に一度登場した後、SPAWN #150からのArmageddonシリーズにてストーリーに大きく関与してきます。
①SPAWNのロゴの違い
中央にあるドクロがSPAWN #1のベタな感じから#2では目に光が入ってドクロ自体の色もかなりグラデーションが入っています。
SPAWN #1 |
SPAWN #2 |
SPAWN #1はそれこそ増版を繰り返すほど売れたわけですが、それは結果であって販売前には分からない。予約が入るなかで好評なのは予想はついたでしょうけど、その際には既に校了は終わっていたでしょうし、「このドクロで行く」と決まっていたでしょう。「売れるのならばこういうところにも手を加えよう」というのはある意味、読者の立場に立った考え方だと思います。こういうところでの技術向上が後に「Greg Capulloが描いた繊細な絵を大量印刷して出版する」ことを可能にしていったとも言えます。
ちょっと見ないうちに見知らぬ奴らが出入りしているわね。
あなたは誰?
名乗る必要はないわ。ただ自分たちだけが魔女の系譜を引き継ぐ者だとは思わないことね。
あっ、行っちゃった。あいつ、Blackwood家の女だよ。
知ってるの?
白魔女の家系のWilliams家のあなたは知らないかもね。あたしたちAshford家は黒魔女の血筋も受けているから知ってる。相当、やばい奴だよ。
君たちは魔女なのかい。
あなたは…
このサイトの管理人だよ。少し前から出入りしている人がいるのは知っていた。
なにせ、Hellspawnなんてものを扱っているサイトだ。普段は閑散としているんだよ。そこに出入りする者が入れば目立つさ。
しかしそれが魔女さんたちとはね…
ごめんなさい。勝手に出入りして。
かまわないさ。世界中にはHellspawnに興味を持っているもの好きがいて、ここを訪れる人もたまにいる。君たちが知りたいことを見ていくといい。
ただ、忠告だ。Hellspawnに深入りしないようにいつも距離を保つ。
飲み込まれたら最後だ。さっきの黒魔女のようにHellに加担する者たちは少なからずいる。Hellspawnが英雄視されることを好ましく思わない者たちがいるんだよ。
思わぬ形でここのサイトの管理人と出会ったAliciaたち。
そして黒魔女の一族の者であるMelinda Blackwoodとも出会う。
Aliciaは一族に訪れた不幸の真相がここで知ることができると確信した。
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