Release date : Oct 15. 1994 IMAGE COMICS | |
SPAWN #19 | SPAWN #20 |
Release order:”SPAWN #18″→21→22→23→24→19→25→20 | |
BRIGADE vol.1 #13 | |
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。 |
Spawn #19 might be the next chronological issue, but it was released after issues #21-#24 were already published. McFarlane skipped issues #19 and #20 and went straight to #21 after finishing the Spawn/Batman crossover.
SUMMARY :
Tremor, a new force on the street, arrives in Spawn’s alley, looking to expand his turf. Spawn launches a preemptive attack, luring in Tremor with a decoy, then choking him with his chains. Tremor than reveals that his real foe is Twistelli. It turns out that Tremor had been a normal man who Twistelli transformed into a hulking brute, and now he’s hell-bent for revenge.
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Sharing | Name |
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Title | “TREMORS” |
Dedicated to: | Spirit of Independence |
writer | Todd McFarlane |
pencils | Batt, Billy Tan |
copy editor & letters | Tom Orzechowski |
color | Brian Haberlin |
Director Of Creative Development | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
FOR IMAGE COMICS | |
exec. director | Larry Marder |
publisher | Tony Lobito |
cover | Batt, Marc Silvestri |
Spirit of Independence:アメリカ合衆国においては”Independence”はイギリスからの”独立”を差すことがもっぱらだが、ここでの”独立”はマーベル・コミックスからの”独立”を意味すると思われる。
ホームレス達の路地裏にやっと平穏が訪れた。Al:Spawnが縄張りを宣言したのだ。そのことは路地裏がAl:Spawnの仲間であるホームレスたちの居場所であることを宣言したのと等しい意味を持っていた。
だが、まだ縄張り争いを続ける者がいた。デビット・ブレヴィはボスに命じられた通り、ホームレスの一人に脅しをかけていった。
その頃、テリーは自分の事務所にいた。身体に残る痛みはまだ癒えない。だが誰もが何もなかったかのように振舞っている。テリーは 自分の元に平穏をもたらした理由を捜そうと思っていた。そこに妻のワンダが訪れた。アルのことがあってからこういう物騒なことからは 距離を置くようにしていたが、夫の仕事を手伝う決意をしたのだ。テリーは素直に妻の好意を受け入れた。
一方、デビットはボスに任務を果たしたことを報告したくてうずうずしていた。彼らのボスであるTremorは野獣のような姿をしていた。Tremorはトニー・トゥイストに恨みを持っていた。トニーに仕返しが出来るのであれば SPAWNとやらも利用するまでだ。Tremorは部下にそのヒーローと会いたいと伝えるように命じた。
そのヒーローであるAl:Spawnはここ最近のことを考えていた。妻に逢うために戻ってきたが 地獄から蘇った死者は人目を避けることが必要だった。自分の過去から逃げ込んだつもりだったが 相手は路地裏まで追いかけてきた。裏目に出たのだ。妻にも危険な目をあわせることにもなった。
もう一度やり直そうと思っていた。そこにホームレスの一人がTremorからの伝言を伝えに来た。
「お前らは最近、怠け癖が付いているんだ。俺は自分のことで手一杯だ。」
Al:Spawnはそのホームレスに冷たくあたってしまう。
一人になって思いに馳せるAl:Spawn。 ホームレスたちの姿を見ていて自分が人間らしく感じられることが 少なくなってきたと思う。こういう時こそ信念を守れ、人間らしく振舞え。
Al:SpawnはTremorの元へ向かった。
Al:SpawnはTremorに対して優勢に闘いを進めていた。その時、Tremorが復讐したい相手がトニー・トゥイストであることを知る。トニーのモルモットとしてハイテク手術をされた末に獣のような姿になってしまったのだ。彼が復讐したい気持ちはAl:Spawnにも通じた。
「手伝ってやる。」Al:Spawnはそういうと書類を持って戻ってきた。ジョー・サキックから手に入れた書類はここでも役立った。(#22)
書類を手にしたTremorはAl:Spawnに礼を言って去っていった。
Terry Fitzgerald | Wanda Blake | Richard Massullo Tremor |
Sam Burke | Twitch Williams | Antonio Carlo Twistelli Tony Twist |
①SPAWN #19と#20について
Al:SpawnがHarry Houdiniと出会った”SPAWN #19″からすると順当にはその続きの”SPAWN #20″が刊行されるべきだが、一旦、Tremorが登場した”SPAWN #25″を挟むこととなる。”SPAWN #25″自体は一話完結となっているのでごちゃごちゃしないが、発売当時では「どうなっているんだ?」と思った。
②Todd can’t count…
SPAWN #19が次の号ではあるが、実際に刊行されたのは#21、#22、#23、#24、#19、#25、#20、#26の順番になった。これに対して「Todd can’t count…(Toddは数が数えられない…)」というイラストが出された。但し、これは1994年4月に刊行された「SPAWN/BATMAN」の最後でSPAWNがBATMANに顔面をバッドラングで割られたことの後日談を翌月に発表したかったため、途中の話を飛ばして1995年5月にSPAWN #21を刊行したと思われる。ここでの紹介も刊行順にします。
③Tremor
Richard MasulloはAntonio Twistelliが究極の暗殺者を作ろうとするマフィアの活動に志願した。だがその後、彼の身柄はKramer長官に引き渡され、そしてCarlos Nortegoに遺伝子実験の検体として引き渡される。しかしその実験は失敗に終わり、Richardは魔獣のような姿へと変貌してしまった。しかもその後、マフィアはその事実を隠蔽するためにRichardの家族、愛するAnna Mariaまで手にかける。今のRichardを支えているのはそのことに対する復讐だけだった。
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