Release date : Mar 1 1997 IMAGE COMICS | |
CURSE OF THE SPAWN #6 | |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。 |
SUMMARY :
Eddie and Andy, the abused children who killed their father, escape their detention and find their way to New York City in search of their hero, Spawn. There, they are befriended by Snake who offers to employ Eddie to courier illegal packages for him. Snake forces Eddie to lead him to Spawn where a confrontation ensues. Snake is killed and Andy is wounded. After medical treatment, the boys return to the detention center, forever stripped of their innocence.
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Spawn #58 Summary:
Eddie and Andy, the abused children who killed their father (issue #29 ), escape the detention center and find their way to New York City in search of their hero, Spawn. There, rhey are “befirended” by Snake who offers to employ Eddie to courier illegal packages for him. The boys find a hostile Spawn and Andy insists on staying with in his alley. Believing Spawn a threat to his business, Snake forces Eddie to lead him to Spawn where a confrontation ensues, Snake ends up dead and Andy wounded. After seeking medical care, Eddie and Andy voluntarily return to the detention center, Tainted by their experience, Eddie and Andy are forever stripped of their innocence.
Sharing | Name |
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TITLE | “VANISHED” |
Dedicated to: | Pam Rubischko |
story | Todd McFarlane |
pencils | Greg Capullo |
inks | Todd McFarlane, Chance Wolf, Danny Mik |
copy editor & letters | Tom Orzechowski |
color | Brian Haberlin, Dan Kemp |
President of Entertainment, Publishing & Licensing | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
Editorial Coordinator | Melanie Simmons |
FOR IMAGE COMICS | |
Executive Director | Larry Marder |
cover | Greg Capullo, Todd McFarlane |
Pam Rubischko:この方も存じ上げません。
ぐっすりと眠るサイアンの手元からおしゃぶりが落ちる。Al:Spawnの顔に縫いつけられていた靴紐が結びいけていたおしゃぶりだが、Al:Spawnがそっと拾い上げて、サイアンの手元に戻してあげた。Al:Spawnが用事があったのはサイアンの父であるテリーだった。「ウィンを殺るなら指示をくれ。」Al:Spawnは焦っていた。だが、テリーも一生懸命に調査を続けていたのだ。「ウィンが死ねば、何もかも元通りになる。」逸るAl:Spawnにテリーが叱咤しているとワンダの声が聞こえる。Al:Spawnは姿を消した。 翌朝、出社するテリーを送り出したワンダはサイアンと買い物に出かけた。こんな何気ない日常の一コマが今のワンダを支えているのだ。
一方、路地裏では何度も繰り返されてきたAl:Spawnの儀式が行なわれていた。邪悪な蛆虫たちに身を預けるAl:Spawnだが、一向に正気を取り戻さないフォルスバーグに対して苛立っていた。「まだ思い出さないのか?」声を荒げるAl:Spawnにフォルスバーグは怯えるばかりだった。
その頃、ジェイソン・ウィンは部下の報告を聞いていた。情報が漏れていたのは内部の人間、テリー・フィッツジェラルドによるものであり、その証拠がウィンの元に届けられたのだ。ウィンは次の手を模索していた。
テリーの家ではワンダが姿を消したサイアンを探していた。「隠れんぼは終わりよ。」だが、ワンダ
目の前には赤いマントの怪物スポーンの姿があり、サイアンを連れ去ってしまう。ワンダはすぐに警察へと連絡をした。ワンダから、サイアンを連れ去ったのが路地裏に住まうスポーンであることを告げられた警察は武装した一団を路地裏へと向かわせた。 その頃、Al:Spawnは銃器を手にして臨戦態勢に入っていた。武装した警官たちはその姿を見て息を飲む。
一方、違う路地裏ではサイアンを絵描きをしていた。その横に佇むのはAl:Spawnの仇敵であるクラウンだった。
Terry Fitzgerald | Wanda Blake | Cyan Blake |
Cyan’s shoelace | Al Simmons SPAWN | Major Brian Forsberg |
Eddie Frank | Jason Wynn | Clown |
WandaとCyanという家族に囲まれた幸せなTerry Fitzgerald。それとは対照的にAl:Spawnは未だに正気を取り戻さないForsberg少佐が傍らにいて、パワーを与えてくれている蛆虫に身体を包まれていて、裏路地の玉座に座する。凄く残酷な比較です。
Eddie Frankも一コマだけ登場します。あのまま南部の田舎に帰った彼は次にSPAWN #86で登場しますが、それは弟のAndyが彼の脇に隠れているなかで右手に銃を持った姿です。Al:Spawnがイメージしているシーンです。既に撃ち終えたのか、右手は銃を握ったまま下に向いていますが、銃口からは白煙が漂っている。それは父であるJoe Frankを撃ってしまった時の場面でしょう。まさに”CURSE”が始まったシーンと言えます。Al:SpawnがEddieを思い浮かべるにもあまりにも残酷なこの場面しか脳裏に浮かばないのでしょう。彼を慕っているAndyとEddieにとってはあまりにも残酷。
そして彼はSPAWN #116にて再び、ニューヨークに来てしまいます。しかも銃を隠し持っている。それが原因で彼は頭を負傷して昏睡状態となる。それはReddemerの依り代になるのは十分過ぎる状態と言えます。
追記:2024年6月
SPAWN #353にてAl:Spawnは吸血鬼化したReaperを救いに来ます。ここでついにEddieはAl Simmonsに対して「あの時、あんたは一晩だけ神を演じただけだ。」と言ってのけます。Eddieの父親であるJoeの身体に「I BEAT MY KIDS」という文字を無数に刻み込んだAl:Spawn。父親に呪いをかけたつもりが、Eddieが言うには父親の家庭内暴力はより酷くなったと。Al:Spawnはあれ以来、ずっと後悔していたと言いますが、思うだけじゃなくAl SimmonsがEddieに出来ることはなかったのでしょうか。今後、Al SimmonsとEddie Frankがどのように関わっていくのか、見ていきたいと思います。
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