Release date : Jan 13. 1999 IMAGE COMICS | |
SPAWN BLOOD & SALUVATION | CURSE OF THE SPAWN #28 |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。 |
SUMMARY :
Detective Silbert interrogates Bobby at police headquarters about his involvement in the recent alley murders. Bobby makes his one phone call to Dr. Sarah Frost and later she and Sam discuss his options. Meanwhile, Spawn “feels” the latest victim’s death and vows to catch the killer of his people. Later, Sam finds Bobby almost dead near Sarah’s clinic. He breaks into the clinic to get help and finds a shrine of sorts from the killer relating to his victims.
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SPAWN №78 Summary
While Twitch lies in a coma, Sam unknowingly trades favors with Spawn for a miraculous recovery. Sam continues trying to solve the latest, seemingly senseless murders of the homeless but leaves the morgue with more questions than answers after the coroner shows Sam an unusual mark on the lastest victim. Meanwhile, Spawn and Cog search a museum of antiquities for ancient answers to the mysteries of the murders and they also find an image of same mark. Later, Spawn confronts Sam and a recovered Twitch about the results of their detective work even as another body is discovered and this time, it’s a child.
Sharing | Name |
---|---|
Title | EXTERMINATOR |
STORY | Todd McFarlane Brian Holguin |
PENCILS | Greg Capullo |
INKS | Danny Miki |
COPY EDITOR and LETTERING | Tom Orzechowski |
COLOR | Brian Haberlin, Dan Kemp |
cover | Greg Capullo, Danny Miki |
DEDICATED TO | Elaine Kolomyjec |
president of entertainment | Terry Fitzgerald |
executive Director for Image Comics | Larry Marder |
executive director for publishing | Beau Smith |
managing director | Ted Adams |
editorial coordinator | Melanie Simmons |
art director | Brent Ashe |
designers | John Gallagher, Boyd Williams |
Elaine Kolomyjec:Todd McFarlaneの奥様であるWanda Kolomyjecの御親族。もしかしたらお姉さまか妹かもしれません。
作家のイーサン・クローンは連続殺人事件を追っていた。犯人は殺人を粛清と呼び、謎のメモを残していた。警察は動機を探っていたが、イーサンはそれでは事件の本筋には辿り着けないと考えていた。彼は雨の中、今日も街へと事件を追いかけに出かけた。
一方、警察は殺されたウィスラーの酒瓶をくすねていたボビーを訊問していた。新たな事件の写真を突き付けられて、ボビーはブーツィに助けを求める。やっと解放されたボビーは路地裏でてあった女性からもらった名刺を思い出す。
「ボビーを助けてくれてありがとう。」サムは一人の女性と夕食を共にしていた。彼女は癒しの場に勤めるDr.サラ・フロスト。サムには不釣り合いな美人だった。彼女はホビーが信仰を捨てていないことが救いだという。だが、助けを乞うだけで自分では何も行動を起こしていないのだと分析していた。
その頃、警察本部では記者会見が行なわれていた。事件の解明は一向に進んでいない。警察の会見では新しい事実は告げられていなかった。一方、Al:Spawnは歪んだゲームを楽しんでいる犯人に怒りを募らせていた。未成年の女性が殺されていた現場を訪れていたAl:Spawnは彼女の最期の時を感じ取っていた。 路地裏は俺の領土だ。もうこれ以上、誰も死なせはしない。
サムとトゥイッチは殺された女性がDr.サラ・フロストと連絡を取っていたことを掴む。サムは彼女に直接、聞いてみることにした。Dr.サラ・フロストの病院を訪れたサムは偶然にもボビーと出会う。彼はまた酒びたりになっていた。だが、様子がおかしい。 ボビーの容態に異変を感じたサムはDr.サラ・フロストの病院に入り込み、ボビーを寝かしつけた。どうやらショック症状を起こしているらしい。毛布はないか。サムは病院の他の部屋を覗きこんだ。このゲームの結末などこんなものだ。サムが部屋で見てしまったのは飾られた悪魔の祭壇だった。
Ethan Crone | Al Simmons SPAWN | Sam Burke |
Twitch Williams | Bobby | Dr. Sarah Frost |
Detective S. O. Silbert | a victim of EXTERMINATOR Maggot | |
①Ethan Crone
Ethan Croneは”SPAWN”においては#79、#81、#82、#83、#87と複数巻に登場している人物。作家であり、今号のタイトルである”EXTERMINATOR”として知られる連続殺人犯について書くつもりで”SPAWN”の世界に踏み込んだが、取材を進めるなかで「SPAWN」という人物の情報が多く集まっていく。のめり込んで深みに嵌っていく彼はやがて陰を恐れるようになり、カリオストロ卿と言う名の男に救いを求めるのだった。
②Dr. Sarah Frostの変化
“SPAWN #77″にてDwayne Turnerが描いたDr. Sarah Frostはあまりにも雑。今号にてGrag Capulloが書き直しを行っている。以下の通り。
“SPAWN #77” | “SPAWN #79” |
もう別人。”CURSE OF THE SPAWN”を描いてきたDwayne Turnerだったが、私としてはあまり好きではない。線の書き込みが多く緻密のようにも感じられるが、人物の描き方が魅力的ではない。”SPAWN #76、#77″でゲスト・ペンシラーとして”SPAWN”を描いたが、次の出番は”SPAWN:THE UNDEAD”となる。
Sam Burkeは知り合ったDr. Sarah Frostに対して淡い恋心が芽生えるのだが、Dwayne Turnerが描いたSarahでは凡そ恋心など芽生える余地もない。だからこそのキャラクター改修なのだろう。
③Maggot
Charcterのところでは書ききれないのでこちらで。
Silbert刑事はBobbyに殺人事件の犠牲者の写真を見せながら尋問する。犠牲者の名はMaggot。14歳の少女。Bobbyと同じくホームレス。ホームレスといえば”SPAWN #77″にてBobbyのホームレス仲間であるWhistlerが路上で亡くなっていた。これもこの連続殺人鬼の仕業。
この殺人鬼とはEthan Croneが執筆する作品の題材となった犯人、”EXTERMINATOR”である。 物語はこの”EXTERMINATOR”をSamとTwitch、Al:Spawnが追い詰めていくという展開となっていく。
④Detective S. O. Silbert
SPAWNに出てくる刑事はSamとTwitchに敵対心、軽蔑を持って描かれることが多いが、Silbertは二人の友人として描かれている。今回の事件の解決に一役買っている人物。名前から短縮形で”SOS”と呼ばれることもある。
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