Release date : May 1994 IMAGE COMICS | |
SPAWN #18 | SPAWN #22 |
Release order:”SPAWN #18″→21→22→23→24→19→25→20 | |
SPAWN/BATMAN | VIOLATOR #1~#3 |
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。 |
Spawn #19 might be the next chronological issue, but it was released after issues #21-#24 were already published. McFarlane skipped issues #19 and #20 and went straight to #21 after finishing the Spawn/Batman crossover.
SUMMARY :
A Mafia hit man delivers a warning to Spawn that Antonio Twistelli is out to get him. Spawn, unfazed by the threat, slams the thug into the wall and vows to pay Twistelli a visit very soon. Meanwhile, Jason Wynn is returned to Earth after his stint as the Redeemer and viciously reasserts his authority in the CIA.
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Sharing | Name |
---|---|
Title | “the HUNT” part1 |
Dedicated to: | Mike Grell |
story & art | Todd McFarlane |
inks | Mark Pennington |
copy editor & letters | Tom Orzechowski |
color | Steve Oliff and OLYOPTICS |
Director Of Creative Development | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
FOR IMAGE COMICS | |
exec. director | Larry Marder |
publisher | Tony Lobito |
cover | Todd McFarlane |
Mike Grell:コミックスの原作者でありアーティストも務めた。1976年にはデニス・オニールとともにグリーンランタン/グリーンアローシリーズの復活に取り組んだ。
Batmanとのクロスオーバー作品の最後でバットラングによって顔を割られたAl:Spawnが登場する。
ホームレス仲間のボビーが靴紐でAl:Spawnの顔を縫ってくれた。「俺の人生は最悪だ。」ボビーに愚痴るAl:Spawn。
ボビーは妻を脳腫瘍で失ったことを話してくれた。人それぞれにさまざきな人生がある。ボビーは最後にAl:Spawnに伝える。
「あんたは答えを探している。探し続けろ。だが、近くにある大事なものを忘れるな。俺たちさ。アンタのことは大好きだ。それが肝心だ。」
#7にてAl:Spawnは陸軍が秘密裏に保管していた銃を盗み出し、Overt-killを退治する。だがその武器がそこに保管されているのを 知っている者は数少ない。CIAの闇の長官であるJason Wynnはその容疑者をテリー・フィッツジェラルドであるとして調査を指示していた。だが、提出された報告書ではフィッツジェラルドを犯人とする証拠がないとされていた。「奴が犯人だ。奴の女房にも監視をつけろ。」
Wynnは窮地に立っていたが、無理を承知で次の指令を出していた。「私の命令に背いたら、命がないと思え。」
テリー・フィッツジェラルドの元には新たにFBIの調査官が訪れていた。彼らは上からの命令を受けて、最初からテリーのことを犯人として接し、「必ず何か見つけてやるから」と息巻いていた。事務所の電話が鳴り、「出なよ」と言いながら彼らは退散していった。
電話は妻のワンダからだった。テリーは出来るだけ平静を保ち、妻に気づかれないようにしていた。
ニューヨーク市警のサムとトゥイッチは裏路地での調査を続けていた。薬の売人を締め上げ、逮捕しない代わりに赤いマントの男のことを調べてくるようにと命じるサム。二度、赤いマントの男に遭遇した彼らは次こそは逃がすつもりはなかった。
Al:Spawnの元には彼のことを探っている男がいると情報が来ていた。「ちょっと顔を貸してくれ」 男のもとを訪れたAl:Spawnは容赦せず痛み付けていた。ボスの名がトニー・トゥイストであることを聞き出した。「来るなら来い。来ないのであればこっちから行くぞ」
解放された男はトニー・トゥイストの元へ報告しに訪れていた。謎の男が事務所で銃をぶっ放し、めちゃくちゃにしていったことやOvert-killが返り討ちにあったことなどの情報は裏の世界では知れ渡っていた。マフィアのドンであり続けるためには何らかのけじめをつけておかなければならない。トニーは部下にOvert-killの修理状況を調べるように命令した。
* YOUNGBLOOD STRIKEFILE #4
Al Simmons SPAWN | Bobby | Jason Wynn |
Terry Fitzgerald | Wanda Blake | Twitch Williams |
Sam Burke | Antonio Carlo Twistelli Tony Twist |
記念となる「SPAWN/BATMAN」というクロスオーバー作品は大成功となる。そして結末で、今後の共闘を申し込んだAl:Spawnに対してBatmanはバットラングを放ち、それはAl:Spawnの顔面に突き刺さった。これによりSPAWN本編ではAl:Spawnの顔はフィギュアで有名な「ハンバーガーヘッド」となる。この衝撃のシーンの続きを早くSPAWN本編で掲載したいために、Todd McFarlaneはSPAWN #18の次に準備していたストーリーの刊行を保留して4月に刊行された「SPAWN/BATMAN」の翌月の5月の刊行作品を敢えてSPAWN #21にしたと思われる。
SPAWN/BATMAN last scene | SPAWN #21 |
“SPAWN/BATMAN”のラストではBatmanに共闘を申し出たことが嬉しかったのか、Al:Spawnの顔には笑みが浮かんでいたのに、Batmanから顔面にバットラングを撃ち込まれてしまい、”SPAWN #21″では一転して怒りが込み上げた顔つきになっています。この傷跡を靴紐で塗った顔はこの後のAl:Spawnの定番の顔となり、フィギュアでも”ハンバーガー・ヘッド”と呼ばれて行きます。さらに抜け落ちた靴紐はCyanが所有することとなり、彼女は自分のおしゃぶりを結びつけてネックレスにして、大事なお守りにします。
②Todd can’t count…
SPAWN #18が発売されたのであればSPAWN #19が次の号ではあるが、実際に刊行されたのは#21、#22、#23、#24、#19、#25、#20、#26の順番になった。これに対して「Todd can’t count…(Toddは数が数えられない…)」というイラストが出された。但し、これは1994年4月に刊行された「SPAWN/BATMAN」の最後でSPAWNがBATMANに顔面をバッドラングで割られたことの後日談を翌月に発表したかったため、途中の話を飛ばして1995年5月にSPAWN #21を刊行したと思われる。ここでの紹介も刊行順にします。
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