VIOLATOR #1 ~ #3

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Release date : May 1994 ~ Jul 1994
IMAGE COMICS

SharingName
STORYAlan Moore
PENCILSBart Sears
INKSMark Pennington
LETTERSTom Orzechowski
COLORSSteve Oliff
and Olyoptics
DIRECTOR OF
CREATIVE DEVELOPMENT
TERRY FIZGERALR
GRAPHICS
COORDINATOR
Julia Simmons
FOR IMAGE COMICS
Executive DirectorLarry Marder
PublisherTony Lobito
OLYOPTICS:
Tracey AndersonStacy Cox
Patti Stratton JordanKirk Mobert
Marie St. ClairMo Sampson
Quinn SuppleeChrist Wolfe
Brec BlackfordBobyn Roberson
Lea RudeWilliam Zindel

SPAWN #15にてクラウンは「そろそろトニー・トゥイストとご対面といくか」と呟いていたが、どうやら本当に行ったらしい。
SPAWN #4で魔王マレボルギアによって本来の姿であるViolatorに変身できなくなっていたクラウンはトニーの手下に捕まって、波止場から海に投げ入れられようとされるシーンから物語が始まる。
クラウンは海に投げ込まれる際に、手下の一人を道連れにした。海の中で銃を奪ったクラウンはその手下を始末するとともに足元を固められていたセメントを破壊し、自由になった。浜辺に上がってきたクラウンは他の手下も始末した。
手下を殺されて黙っているトニー・トゥイストではなかった。トニーの依頼に応えて現れたのは人間の工作員だった。名を聞かれた男はアドマニッシャー(戒める者)と答えた。トニーはターゲットであるクラウンのことを伝え、始末するように指示する。
その頃、クラウンはショッピング・センターに逃げ込んでいたが、そこにアドマニッシャーが現れた。ショッピング・センターはすぐに戦場と化した。
その頃、地獄では全ての光景を見ていた4つの影があった。彼らはViolator(=クラウン)を長兄とするフレビアック兄弟であった。
Vacillator, Vindicator, Vandalizer and Vaporizer

SharingName
STORYAlan Moore
PENCILSBart Sears
INKSMark Pennington
LETTERSTom Orzechowski
COLORSSteve Oliff
and Olyoptics
DIRECTOR OF
CREATIVE DEVELOPMENT
TERRY FIZGERALR
GRAPHICS
COORDINATOR
Julia Simmons
FOR IMAGE COMICS
Executive DirectorLarry Marder
PublisherTony Lobito
OLYOPTICS:
Tracey AndersonStacy Cox
Patti Stratton JordanKirk Mobert
Marie St. ClairMo Sampson
Quinn SuppleeChrist Wolfe
Brec BlackfordBobyn Roberson
Lea RudeWilliam Zindel

ショッピング・センターを逃げ惑うクラウンの元にフレビアック4兄弟が現れた。長兄の不甲斐ない姿を地獄から眺めているだけでは飽き足らず、地上へと現れたのだ。長兄であるViolatorの強さは本物で、フレビアック兄弟はいろいろと兄から仕打ちを受けていた。
だが、長兄は今、本来の姿に変身できずに人間体のままでいる。数々の恨みを晴らす絶好のチャンスであった。ところがそこに邪魔が入る。アドマニッシャーだった。彼は悪魔たちに怯むことなく、攻撃してきた。

アドマニッシャーの登場で難を逃れたクラウンは路地裏へと向かう。「まさかあの野郎の助けが必要になるとは・・・」
クラウンが訪れたのはAl:Spawnの元だった。

SharingName
STORYAlan Moore
PENCILSGreg Capullo
INKSMark Pennington
LETTERSTom Orzechowski
COLORSSteve Oliff
and Olyoptics
DIRECTOR OF
CREATIVE DEVELOPMENT
TERRY FIZGERALR
GRAPHICS
COORDINATOR
Julia Simmons
FOR IMAGE COMICS
Executive DirectorLarry Marder
PublisherTony Lobito
OLYOPTICS:
Tracey AndersonStacy Cox
Patti Stratton JordanKirk Mobert
Marie St. ClairMo Sampson
Quinn SuppleeChrist Wolfe
Brec BlackfordBobyn Roberson
Lea RudeWilliam Zindel

「気の毒だが、Violator、お前は俺を正義の味方か何かと勘違いしているみたいだな。」
Violator(=クラウン)はヘル・スポーンを目の敵としていて、Al:Spawnの命も狙おうとしていたのだ。だがクラウンはフレビアック兄弟たちやアドマニッシャーのことを敵であると告げて、パワーを貸してくれと頼んだ。魔王マレボルギアの呪縛が解けたらパワーは返すと。Al:Spawnはクラウンの口車につい乗ってしまい、クラウンにパワーを浴びせる。

本来の姿に戻ったViolatorにとってフレビアック兄弟たちは敵ではなかった。長兄に痛めつけられた彼らは逃げるように魔界へと戻っていった。
まんまと騙されたAl:Spawnはゴミのなかで眠っていた。再びパワーが戻るまで。
そんな彼を尻目に、Violatorは月に向かって勝ち名乗りを上げていた。

① Alan Moore
Batman:The killing Joke、V for Vendetta、From Hellなどの作品を手掛けたAlan Moore。彼が手掛けるとあって”Violator”はかなりダークになるかと思ったが、コミカルな場面もちゃんとあり、面白い作品となった。だが、今一つ、Violatorという存在の謎には踏み込んでいない。この一作で”Violator”のキャラクター性が決まってしまうのを避けたのか、”SPAWN”本編に登場する”Violator” or “Clown”のキャラクターを大きく塗り替えることはなかった。


2024年3月追記
2023年秋に新シリーズの発表の中に”Violator(仮)”があったが、2024年3月の発表で正式名称が”Knights vs. Samurai”になると報じられた。”The New U”としては先行してSam and Twitch:Case filesが発売される。

プロフィール
この記事を書いた人

IMAGE COMICS(アメリカンコミックス)のSPAWN、またIMAGE COMICSで活躍した後にMARVEL COMICSへと移籍したANGELAに関するコミックスの収集家です。自分のコレクションを紹介するとともにそれらのコミックスの内容などについても紹介しています。紹介するコミックスに興味を持たれましたら幸いです。またそれ以外にも自分の趣味のものなども随時、紹介しています。

I am a collector of comics related to SPAWN from IMAGE COMICS (American Comics) and ANGELA, who was active at IMAGE COMICS and then transferred to MARVEL COMICS. In addition to introducing my own collection, I also introduce the contents of those comics. I would appreciate it if you were interested in the comics I introduced. In addition to that, I also introduce my hobbies from time to time.

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