Appearances of SPAWN in Image Comics
Release date : Nov 1 1995 IMAGE COMICS | |
SUPREME vol.1 #0 | |
下段のクロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。 |
SUMMARY :
Spawn saves the Freak, a strange new alley creature, from a gang of thugs. The Freak tells him how his family was killed and his mind altered by a Dr. Delirium, a crazed scientist. Now revenge is his sole purpose for living. With Spawn’s help. Freak invades Delirium’s lair and kills him — but is this freakish figure everything he claims?
IMAGE COMICS.com McFarlane.com
Spawn #36 Summary:
Spawn attempts to kill Wynn, but Terry intervenes. Wynn relieves Terry of his duties, and orders Spawn’s termination after framing him for murdering a guard. Spawn escapes to another building. Helicopters bomb the building believing Spawn has been killed. Meanwhile, Sam and Twitch learn Banks has been cleared on the Kincaid case, and speculate a connection to the CIA fiasco. Banks vows to dispose of them, but Sam and Twitch dismiss his threats. Wynn’s superious visit him in the hospital concerned about the media attention on the CIA. Clown consoles Wynn by promising to nake Spawn’s activities look like a terrorist attack. Spawn visits Wanda to warn her that Terry works for the enemy. Spawn, scaring Wanda, leaves realizing Wanda still doesn’t know who he is.
Sharing | Name |
---|---|
TITLE | “THE FREAK” |
Dedicated to: | Keith Giffen |
writer | Alan Moore |
plot | Todd McFarlane |
pencils | Greg Capullo |
inks | Todd McFarlane |
letters | Tom Orzechowski |
color | Steve Oliff , Quinn Supplee and OLYOPTICS |
a special thank to | Kevin Conrad, Julia Simmons, Chance Wolf |
Director Of Creative Development | Terry Fitgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
FOR IMAGE COMICS | |
exec. director | Larry Marder |
publisher | Tony Lobito |
cover | Greg Capullo, Todd McFarlane |
Keith Ian Giffen:珍しく2号続けて同じアーティストに謝辞を贈っている。アーティスト。DCコミックスで”Legion of Super-Heroes”や”Justice League”などの作品で活躍した。
Al:Spawnの寝座としている路地裏にまた一つ、不可解な男が現れた。名はThe Dreak:フリーク。やけに芝居がかった口調で誰となく語り続けていた。しかしそんな態度が路地裏のゴロツキ達の関心を惹いてしまった。フリークを取り囲むゴロツキ達。Al:Spawnも巻き添えを食らう。 だが、ゴロツキ達はAl:Spawnの脅しに恐れをなして姿を消した。落ち着いたところでAl:Spawnはフリークの話を聴いてみると、彼の不幸を知ることとなった。政府の諜報活動をしていたフリークは仕事仲間に妻と子供を殺されてしまったのだ。 その仕事仲間とはドクター・デリリウムという科学者で、彼は囚われの身になっていたフリークにさまざまな人体実験を行なっていたという。デリリウムに復讐することを告げたフリークにAl:Spawnは同行した。デリリウムの実験場に到着したAl:Spawnが後ろを固め、フリークが復讐に専念できるようにした。 フリークがデリリウムを窓から突き落すと、Al:Spawnはフリークを連れてその場から逃走した。
その頃、連邦医療局では一人の女性が職員から頼み事をされていた。彼女のかつての主人が病院から逃走したのだという。そこには変貌する前のフリークの写真があった。彼女は元の主人のイカレた夢の世界に引きずり回されるのはうんざりしていた。職員はドクター・デロリアンとの連絡が取れずに困っていたのだ。
一方、路地裏に戻ったAl:Spawnはフリークに真相を問いかける。フリークが言うには今まで語ってきたことは全てでっちあげだという。カツラとメーキャップで姿を変貌させたのはデリリウムに復讐するための手段だという。Al:Spawnはそれ以上問いかけるの止め、フリークにそうせざるを得なかったんだろうと告げる。 まだ、フリークの狂気は終わりそうになかった。
Bryan Kulizczi The Freak | Al Simmons SPAWN |
①The Spawn ??
Al:SpawnはThe Freakにこのように言います。
Uhh.. Most people call me the spawn. It’ll do, I guess.
う~ん、多くの人が俺をThe Spawnと呼ぶなぁ。そうしたいならそうしな。
日本語ではこの”The”はあえて訳さないのですが、これには限定の意味があると思います。例えば「2つ目の角を右に曲がって」と言えば”Turn right the second corner.”となり、”The”を付けます。道を歩いていればいくつもの角を見かけますが、「2つ目の角」というのは唯一無二の限定がされるわけです。
その意味でThe Spawnはもし言葉を付け加えるなら、「あのSpawn」「例のSpawn」とSPAWNであるAl Simmonsを限定的に指すわけですね。
The Freakが最初に自己紹介する際には”I, sir, am a Freak of nature, and proud to be called one.” と言ってます。誇りに思っている割には自分をフリーク「自然に対して熱心、偏執的な者」と言い、あえて”a freak”と言ってます。freak:偏執的、変人と言うのはBryan Kulizcziの性質、性格を言っているわけで、他にもFreakは沢山いる。その意味でBryanは”a freak”と言う訳です。最終的にはTodd Mcfarlane、そして多くのSPAWN Freakから”The Freak”というあだ名で呼ばれるわけですが。
こうやって見ると、本当に言葉のニュアンスというものはその言葉自体に触れないと分からないことがあります。
コメント