Release date : Oct 1 1996~Dec 1 1996 IMAGE COMICS | |
CURSE OF THE SPAWN #2 | WILDC.A.T.S Convert Action Teams #31 |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。 |
A Vampire Love Story
A vicious serial killer is terrorizing the city. The murderer seems to be a vimpire. As the police force combs the city in search of clues, a young woman finds herself increasingly attracted to a charming, dark stranger. Is it possible that he’s Vlad the Impaler and has journeyed through time in search of his one true love?
1 : Oct 1. 1996
A vampire is revived in our century and looks for a woman; In 1462 in Romania, Prince Vlad is killed by Kazakla Bey.
Sharing | Name |
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Dedicated to: | Julius Schwartz |
Story & Pencils | Mike Grell |
Artist | Rob Prior |
Art Asssistant | Tony Martin |
Photographer | Matthew Baker |
Artist | Rob Prior |
Art staff | John Baker |
Rob Barrera | |
Bann Godfrey | |
Jack Basty | |
For IMAGE CONICS | |
Executive Director | Larry marder |
Director of Creative Development | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
Editorial Coordinator | Melanie Simmons |
Julius “Julie” Schwartz:DCコミックスの長年の編集者として知られており、「Superman」と「Batman」の主任編集者を務めた。
兵士に連行されてきた女性は手を縛られて拘束されていた。彼女は抵抗をするが、あえなく銃殺されてしまう。彼女が流した血は地面に染み込んでいき、一人のヘルスポーンを甦らせた。やがてヘルスポーンは何かを目指して都会へと向かう。それは一人の女性。彼女の名はAbbie Crafax。彼女が町を歩いていると野党に襲われる。その輩たちを退治したのはヘルスポーンだった。ヘルスポーンはAbbieへと告げる。 いつかお前は思い出すだろう。
警察がAbbieを家に連れて行くと父のDrew Crafaxと母のAndrea Crafaxが出迎えた。警察は家の中を見て驚く。両親はかつて、”Altar of the demon”という大ヒット曲を生み出した”Bloodstains”という名のバンドメンバー、Andy & Andi Crafaxだったのだ。
一方、時は1462年、ワルシャワの地は戦禍に包まれていた。Vlad王子は国を守るため、そして妃を守るために闘いを続けていたが、腹心であるKazakla Beyによって殺されてしまった。
また、現代に戻ると、Crafax家には隣に引っ越してきたDrakeという名の男が訪れていた。
Vlad Tepes Nosferatu Spawn | Abbie Crafax | Prince Vlad Tepes |
Abbie’s dad Mr.Drew Crafax | Abbie’s mom Mrs. Andrea Crafax | Prince Vlad’s confidant Kazakla Bey |
Mr. Drake |
2 : Nov 1. 1996
Horror stalks the night. Horror born of love that wouldn’t die… and a hate that couldn’t be killed. Horror spawned in hell. They should have buried him deeper.
Sharing | Name |
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Dedicated to: | |
Rita and Blaize Prior For without them, all of this means nothing | |
Story & Pencils | Mike Grell |
Artist | Rob Prior |
Art Asssistant | Rob Barrera |
Photographer | Matthew Baker |
Art staff | John Baker |
Bann Godfrey | |
Jack Basty | |
Tony Martin | |
For IMAGE CONICS | |
Executive Director | Larry marder |
Director of Creative Development | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
Editorial Coordinator | Melanie Simmons |
Rita and Blaize Prior For without them, all of this means nothing:芸術家で、今号のArtistを担当したRob Priorがご家族に宛てた言葉、「彼らがいなければ、何もかもが意味をなさない。」
Kazakla BeyはVlad王子を処刑した後にワルシャワの地を統治しようとするが、そこへ悪鬼が現れる。それはヘルスポーン。Vlad王子が転生した姿だった。ヘルスポーンはKazala Beyに復讐を遂げ、妃の元へと姿を現す。だが、妃は恐怖に包まれていた。貴方は死んだはずよ。ヘルスポーンは「蘇ったのだ」と妃に詰め寄るが、妃は逃れるように後ずさり、ついには塔の上から転落してしまう。
1462年 ワルシャワの地はVlad Draculの息子 Vlad三世による統治が始まった。だが、それは串刺し王(The Impaler)の名で呼ばれるに相応しい、民を顧みぬ悪政であった。民のなかでは次第に不満がつのる。そして聖職者が十字架を掲げ、Vlad王子の前に歩み寄る。十字架によって力を奪われたVlad王子は、妃が静かに眠る棺のなかに閉じ込められて串刺しにされた。
一方、現在ではAndreaが趣味の絵画をしていた。Drewとの会話は娘のAbbieのことになる。するとAbbieが現れてこれからVladとディナーに出かけると言う。DrewはVladという聞きなれない名に困惑した。
Abbieが訪ねたのは大きな屋敷。そこで出迎えたのは先日、Crafax家に挨拶に来ていたDrakeだった。DrakeはAbbieに話をする。自分は古い国から来たのだと。そして一人の女性を愛していた。そしてその女性は死に抗いながらも不慮の死を遂げた。Drakeが思い浮かべる女性の姿はAbbieには分からなかったが、その姿はAbbieに酷似していたのだ。
Abbieは家に帰り、眠りについた。眠りは闇の領域。悪夢は夢が挙げた悲鳴。
Abbieは14世紀に王子が不慮の死を遂げる夢を見た。
目が覚めたAbbieは裸足のままでDrakeの屋敷へと走る。
Vlad! そう叫びながらAbbieは出迎えたDrakeに思わず抱きついた。
VladはAbbieに見えない位置で顔の皮を剥いで、Nosferatu Spawnの顔を表す。
一方、14世紀のNosferatu Spawnは世を席捲していたが、教会の力によって封じ込められる。
Princess | Prince Vlad’s confidant Kazakla Bey | Prince Vlad Tepes |
Vlad Tepes Nosferatu Spawn | Abbie’s mom Mrs. Andrea Crafax | Abbie’s dad Mr.Drew Crafax |
Abbie Crafax | “Vlad” Drake | |
3 : Dec 1. 1996
Spawn the Impaler has risen from his unholy grave in search of his one true love! He pledges that in this time and in this place no enemy shall stand between him and the woman he loves!
Sharing | Name |
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Dedicated to: | |
Todd McFarlane credit where credit is due: we wouldn’t be here if not for you. Mike & Rob | |
Story & Pencils | Mike Grell |
Artist | Rob Prior |
Art Asssistant | Rob Barrera |
Photographer | Matthew Baker |
Art staff | John Baker |
Bann Godfrey | |
Jack Basty | |
Tony Martin | |
For IMAGE CONICS | |
Executive Director | Larry marder |
Director of Creative Development | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
Editorial Coordinator | Melanie Simmons |
Todd McFarlane credit where credit is due: we wouldn’t be here if not for you. Mike & Rob:Mike GrellとRob PriorがToddに宛てた言葉「Todd McFarlaneの功績に感謝します。あなたがいなかったら、私たちはここにいなかったでしょう。」
Bloodstainsの歌である”Altar of demon”の歌詞が流れる。
15世紀では棺に入れられたNosferatu Spawnと妃に杭が打ち込まれていた。神父が十字架をかざし、神の名の元に杭を打てと唱える。杭を打ち込んでいたのはKazakla Beyだった。
1462年、Vlad the Impalerは彼の敵と彼の教科ての裏切りによって棺に封じられた。
Vladは絶命したわけではなかった。棺の中にはVladの叫び声がいつまでも響いていた。
それから何世紀もの時間が過ぎていった。
Abbieの元にNosferatu Spawnが現れる。「私の夢に出てくる人ね。」
Abbieは何故、自分のことを待っていたのか、Nosferatu Spawnに問う。
Nosferatu SpawnはSpawn the Impaler #1でAbbieに出会った時に既に言っていた。
「いつか思い出すだろう。」
そしてNosferatu SpawnはAbbieの身体を持ち上げて、建物の頂上に立っていた避雷針へと投げ捨てる。Abbieは無残にもその避雷針に串刺しとなった。
そして言葉を吐き捨てる。
Welcome to Hell, Kazakla Bey… 俺は貴様を待っていた。
画廊ではMrs. Scavulloが職員に呼び止められていた。
職員の話だと、Crafaxの絵に問題があるのだと。
彼女の絵にはNosferatu Spawnの姿が刻印されていた。
Abbie’s dad Mr.Drew Crafax | Abbie’s mom Mrs. Andrea Crafax | Prince Vlad’s confidant Kazakla Bey |
Vlad Tepes Nosferatu Spawn | Abbie Crafax | Al Simmons SPAWN |
Clown | ||
カバー画やキャラクター画を紹介しましたが、どう思いますか。
私は純粋に「受け入れられない」と思いました。何か、絵画のような、それでいて稚拙で、とっつきにくい絵と思いました。それとストーリー。唐突にAbbieとNosferatu Spawnが出会う。何やらVlad Drakeという男が現れ、Abbieは恋に落ちる。Abbieの両親がロックバンドのかつてのメンバーだったことも要らない話。
Mike Grellは2002年~2003年にアイアンマンを手掛けたが、トニー・スタークがアルコール依存症であるという秘密を盛り込んだことは、ファンからは賛否両論だった。
それで話は戻しますが、Abbie=Kazakla Beyが転生した姿ってなんだそれ?と思います。Vlad Drakeが思い描いていた妃の姿ってAbbieに瓜二つのように描かれていたけれどその伏線はどこに行ったの?という感じです。自分は「Hellspawnとして転生してしまったが、妃はもう戻ってこない。」そんな悲恋ものかと思っていたら、3巻で最後にはVladがAbbieを突き刺してしまうんですからね。えぇー! VladがAbbieに対して秘めていた思いって復讐だったの?と思いました。
コレクターとしてこのコミックスは持ってますが、読み返したのはこの記事を書くための二度目だけで、これからも読み返したいとは思いません。
ちなみにNosferatu spawnのNosferatuとは日本語でノスフェラトゥ · 吸血鬼の総称として使われる言葉となります。
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