SPAWN #65

Release date : Sep 1 1997 IMAGE COMICS
	CURSE OF THE SPAWN #12
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。
CURSE OF THE SPAWN #11	CURSE OF THE SPAWN #15

SUMMARY :
When Cog promises to answer Sam and Twitch’s questions, they follow him into the deepest parts of Rat City. Twitch takes notes as Cog tells the tale of Spawn’s confused existence as it relates to them. They view Spawn’s throne and hear of his life as it was on earth before he returned as a Hellspawn. At the tour’s end, Cog tells the detectives that Spawn has chosen them to help recapture his lost humanity.
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SPAWN №64 Summary
By morphing his symbiotic suit to match the soldiers, Spawn infiltrates the compound where Jason Wynn has reinforced security. He successfully severs communication and power systems to cripple the battalions, leaving a terrified Wynn trapped in silent darkness. Spawn surprises Wynn and threatens him with the promise to undermine his intermational operations until nothing remains of his empire. Meanwhile in the alley, Sam and Twitch try unsuccessfully to get information from the inhabitants about Spawn. Eventually, Cog fills them in on facts that only lead to more questions.

Chris Albrecht:1997年当時はHBOオリジナル番組担当プレジデント。同年にアニメーション番組”Todd McFarlane’s Spawn”が放送される際にはクリエイティブ・エグゼクティブとして制作に携わった。

路地裏ではカリオストロ卿がサムとトゥイッチを相手に話をしていた。あやつが幼児連続殺人鬼ビリー・キンケイドを二人の事務所に吊るしたのも偶然ではない。あの頃、魔界から蘇ったばかりで、アヤツも訳が分かっていなかった。キンケイドの息の根を止めることで正義を貫いたとでも思っていたのだろう。だが、あやつが殺人という手段を取ったことは魔界の思うつぼだった。あやつは全てを失った男だった。愛する妻と死に判れた。

そして死の瞬間、お前の力になろうという声が聞こえた。 あやつにとっては神の声とでも思ったのだろう。だが、それは魔王の声だった。復活は一瞬の出来事だったが、現実の世界では５年が過ぎていた。妻は親友と再婚しており、子供が生まれていた。あやつが望んでも手に入れられなかった愛娘だ。しかも自分が死んだ時のまま焼け爛れた姿で復活しておった。全てが魔王の思うまま。自分の部下となる魔界の兵士として生まれ変わったのだ。トゥイッチはスポーンは超人なのかと問う。だが、カリオストロ卿は違うという。 あやつは思うほど特別なものではない。魔界の単なる道具だ。天界にとっては狩りの対象に過ぎん。魔界も天界も大した違いはない。強い魂を互いに奪い合い、最終戦争に備えておるのじゃ。 魔界と天界の争いについて、サムは納得がいかなかった。「それなら善も悪もないじゃないか」カリオストロ卿は答える。「誰しも善にも悪にもなれるのじゃ。それは各々の選択にかかっておる。自分自身が決めるのじゃ。」

カリオストロ卿はサムとトゥイッチにAl:Spawnのことを話す。あやつは心が休まることはない。今のあやつには生と死のやりとりにしか実感を持てないのじゃ。まさに魔王の思うつぼ。これまでのスポーンも皆、同じだった。そろそろよかろう。今度来る時にはあやつの客人として出会ってほしいものじゃ。 最後の質問としてサムがカリオストロ卿に問う。何故、奴はキンケイドを自分達の事務所に吊るしたのか。本当に知りたいかと問いながらカリオストロ卿は答える。忠実な騎士の助けがなければ、王は何も出来ぬ。あやつは二人をその役目に選んだのじゃ。あやつ自身もまだその事には気づいていないが、この契りは死ぬまで消えない。頼む、あやつを正義へ導いてくれ。

Sam Burke	Count Nicholas Cogliostro	Twitch Williams
Billy Kincaid	the chief of the New York State Police Department Louis Banks	Jason Wynn
Jessica Priest	Al Simmons SPAWN	Wanda Blake
Terry Fitzgerald	Cyan Blake	“Granny” Rosemary Blake
Jackson Blake and Rosemary with Wanda		Angela
The Dignitaries	Malebolgia	Clown
Richard Massullo Tremor	Nicholas Rocca OVERT-KILL	Phillip Krahn The Curse
Bryan Kulbicki The Freak	Michael Konieczni CY-GOR

①総集編とも言える作品。それ故に文字数が多い。描かれるイラストも挿し絵に近い。AngelaのストーリーとしてはSPAWN “63と同様に回想シーンでの一コマだけの出演だけではあるが、1シーンでもAngelaが登場していればリンクを繋げているので今号も紹介する。

②カバー画
“SPAWN #65″のカバーはイラストではなく、映画「SPAWN」の1シーンに加筆したもの。”Curse of the Spawn #12″ではMelinda Clarkeが映画で演じたJessica Priestの写真を表紙を飾っている。正式名称ではないが、”Movie Photo Cover”と呼ばれるもの。Todd McFarlaneはこの映画でホームレスとして出演しているが、SPAWN #65の表紙ではSPAWNとTodd McFarlaneが一緒に出演したシーンが使用されている。

SPAWN #65 page-12

Series-27 The Art of Spawn (2005) Wanda 2 (Issue 65 Interior Art)