第一話に戻って有名な呪文を紹介しましょう。
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黒井ミサ、演じるは佐伯日菜子さん。
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ザーザースザーザース・ナーサタナーダー・ザーザース
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Zazas Zazas Nasatanada Zazas
ミサはテレビ第一話「黒魔術の少女」にてSATORの魔法陣の力を発動するために詠唱しています。ミサは悪魔の名前が”リーツ”だと見抜き、「名を呼ばれた悪魔は従わなければいけない。」と言います。名前とはその存在を意味します。そしてよく言われることとして「悪魔は自分の名の嘘はつけない。」
ミサが窮地に陥っていると同級生がロータスの剣を床に滑らせ、ミサに渡します。そしてミサは「地獄へお帰り!」と言いながらミサがクルっと回る。その際にスカートが翻るのはちょっとドキッとします。でも佐伯さんが演じるとカッコよさのほうが引き立ちます。ミサは普段、太股にロータスの剣を忍ばせているので、それを抜き取るといったシーンなどで佐伯さんのおみ足をかっこよく魅せるシーンが多くありました。
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これは第14話「嫉妬」レヴィアタンを封印した後でロータスの剣を太股に装着しているフォルダーにしまうシーンです。佐伯さんのおみ足、ドキドキです。レヴィアタンはリヴァイアサンとも呼ばれています。こちらの名前のほうが有名かも。陸上部の友人の才能に「嫉妬」した女子高生はその力を奪い取っていきます。それはレヴィアタンの力によるもの。ミサが捕獲したはずだった魔物。ミサは叔父で魔法医師のサトルとともに再度、レヴィアタンの捕獲を試みます。ここでのセリフが動画の後半です。
一話で二度もロータスの剣を使うとは。
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第16話 受胎でもミサはロータスの剣を足のフォルダから引き抜きます。
もうこうなると制作陣が意図してやっているのは明確ですね。
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第17話「私」では女優のつぐみさんが演じる女子高校生がミサの太股にあるフォルダーからロータスの剣を抜き取るシーン。
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第25話「妹」にて村の魔導女たちから追われていたミサとリョウ。ミサは小屋に立ち籠り、地面に五芒星を書くと、太股からロータスの剣を抜き取って呪文を詠唱。結界を完成させます。
いかん、いかん。呪文に関する記事でした。
第25話「妹」での結界の呪文は「天の鳳凰、契約者のいるこの地を黄金色の羽で包み、異界の城へと変貌させよ。」になります。
佐伯日菜子さんは1977年2月16日生まれ。第14話の頃は20歳になられた頃。平成9年ではありますが、深夜テレビでは昭和の頃のようにまだまだお色気が許されていた時代。佐伯さんも果敢に挑戦されていたわけですね。
お色気シーンの紹介では記事の趣旨から離れてしまいますので、呪文について。
第14話にてミサは「大地の精霊よ、我が足を伝い…」と言いかけますが、そこで終わってしまいます。全文はこちらです。
「大地の精霊よ、我が足を伝いその力を体内の小宇宙と融合させ邪悪の吐息に包まれし者を純白に浄化し、邪悪の根本を闇の彼方に消滅させ給え」
この呪文が全文使われるのが第26話「聖戦」
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山奥の村には魔教徒たちが信仰を広めています。ミサの妹である黒井アンリは魔教徒たちに捕らわれていてその体からエキスとなった力を搾り取られています。
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村人から「主母神さま」と崇めて、ミサの前に姿を現していたアンリは現身の術を行っていた魔教徒でした。
村の奥でやっとアンリを見つけ出したミサでしたが、アンリは包帯を全身に巻かれた状態でした。
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しかもそれまでの仕打ちによって疲弊していたアンリの精神には魔の者が住み着いてしまっていたのです。ミサは魔の者に言い放ちます。「人々に邪悪を為すお前が神を名乗るなら、私は悪魔でかまわない。」
ここで「大地の精霊よ、我が足を伝いその力を体内の小宇宙と融合させ邪悪の吐息に包まれし者を純白に浄化し、邪悪の根本を闇の彼方に消滅させ給え」を唱えるわけです。この続きはもう少し他の呪文を紹介してから記事にします。
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第16話「受胎」でもザーザース ザーザース ナーサタナーダー ザーザースを詠唱していますね。
さてザーサース…の呪文からかなり脱線してしまいました。
続けて次の記事を投稿していく予定です。
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