Release date :Feb 4, 1998 IMAGE COMICS | |
SPAWN THE BOOK OF THE SOUL | SPAWN #70 |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。 |
SUMMARY :
Abdiel has been undercover in Hell for six months. He is put in charge of gathering provisions for the welcoming of Al Simmons. He is told by Angel General Cheriour that the time to attack the Malebolgia is near. After being scorned by friends at Poacher’s bar, he returns to Hell. During the arrival of Al Simmons, Abdiel is just about to attack Malebolgia when he is summoned back by Cheriour. Infuriated, he asks God if he is doing His will. With a resounding “NO” from God, he is cast into Hell, set up by the Malebolgia.
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CURSE of the SPAWN #15 SUMMARY
On a little known asteroid field at the Badlands Saloon and Grill, Poacher refates the story of how the First Angel Abdiel was selected for a mission to penetrate Malebolgia’s realm and terminate him. After Abdiel’s mission brefing and initiation into a fallen angel’s disguise, he is thrown into Hell. Once there, Smuggler eagerly volunteers to be Abdiel’s guide to lead him to the Malebolgia. Along the way, Lilith, Grand Duchess of the eighth Plane, tries to seduce him and is greeted with a brief but fierce battle which attracts the attention of the Malebolgia.
Sharing | Name |
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TITLE | Sympathy for an Angel Ⅱ |
Dedicated to | Robert Simpson and Kyle Baker |
Story | Brian Haberlin |
Pencils | Dwayne Turner |
Inks | Danny Miki |
Copy Editor and Lettering | Tom Orzechowski |
Color | Todd Broeker |
Mark Nicholas | |
president of entertainment, publishing and licensing | Terry Fizgerald |
for Image Comics Executive Director | Larry Marder |
art director | Brent Ashe |
graphics coordinator | Julia Simmons |
editional coordinator | Melanie Simmons |
Robert Simpson and Kyle Baker:Robert Simpsonは原作者、Kyle Bakerは漫画家
マルボルギアの指示に従うのも命令のうち。仲間からはエイプと呼ばれている天使アブディエルはシェリオール将軍に言われた通り、マレボルギアの元に潜伏していた。エイプはマレボルギアに呼ばれて玉座の元に訪れた。「サタンが反乱を起こすまで、何をしていた?」エイプは昔の話だと言いながら、詩人であったことを答えた。エイプはかつては警官だったという。昔から顔半分が崩れてしまっていたわけではない。マレボルギアは天界のことを皮肉った。天界は官僚的で縦割り社会だと。下された命令も将軍の点数稼ぎかもしれん。 エイプは潜入がばれたかと思ったが、魔王は話を合わせていた。魔王は言う。天界が本当に魔界を滅ぼそうとしているのか。わしらの諍いなど単なる兄弟喧嘩みたいなものよ。エイプはマレボルギアの言葉を単なる戯言とは思えなくなっていた。しかもそんな時にシェリオール将軍から呼び出しがかかった。シモンズの魂の到着はもうすぐだ。将軍は計画が順調に進んでいるかを確認したのだ。エイプはふと黄金の胸当てを思い出した。「将軍、胸当てを返してもらえませんか。預けておきたい人がいるのです。」
エイプはポーチャーの店を訪れていた。エイプは彼に胸当てを預けに来たのだ。ポーチャーはエイプが誰かと話をしたいのが分かっていた。だが、昔の仲間はエイプが魔界に寝返ったと詰ってくる。エイプは天使であり、神に仕える身なのだと自分に言い聞かせていた。詩人であれば、詩の一つも書けるもの。だが、エイプは既に詩を一行も書けなくなっていた。
エイプがマレボルギアの王宮に戻ると、既にシモンズの魂が出発していることを知った。「出発した? 決行命令はどうした?」エイプは疑問に思う。天界はどうしたのだ。マレボルギアはシモンズの魂を手に入れて大喜びだった。エイプはもう命令を待つ気がなかった。もう目の前だ。だが、そこに天界からの指令が来る。「攻撃中止、攻撃中止!」
エイプは怒りが頂点に達していた。「シェリオール!」エイプは将軍に食ってかかった。だが、シェリオール将軍は「アル・シモンズがヘルスポーンになるのが御心の意志なのだ。」と言い、エイプに取り合わない。もう将軍など関係ない。御心に直接、お聞きするしかない。そして制止を振り切り、神の門を開けて入っていった。だが、それが許されるわけがない。緊急処置が行われ、エイプの身体は地の底へと堕ちていった。
エイブを出迎えたのはマレボルギアだった。しかもプレゼントを用意していた・・・ その先の話はどうなった。駆け出し野郎はまだ話を聞いてきた。そこへポレリアン・ワインを注文する者が現れた。駆け出し野郎は自分を皮肉っているのかと思い、睨め付けるように振り返った。そこにいたのはエイブ、ヘルスポーン・アブディエルだった。彼は寄生服を身に付けていた。だが、ポーチャーは思った。エイブが魔界の住人になったとは言えない。天界の者とも言えず、黒と白の中間、灰色の存在だ。俺も気にしないし、エイブもそんな自分を気に入っている。もしかしたら、あの方も・・・。
Abaddon | Clown Violator | Smuggler |
Commander Abdiel | Malebolgia | Poacher |
Jason Wynn | Jessica Priest | Al Simmons |
general Cheriour |
宇宙の果てアステロイドにある酒場バッドランズにて語られる天使Abdiel:アブディエルの物語。彼はHeavenの命令でMalebolgiaの元へ潜入捜査をしており、近々、アル・シモンズの魂がHellに到着することを知る。その魂の奪還を目指すが、Heavenからは作戦中止の命令が下る。
さて、物語の終盤に登場したアブディエルの胸部にはそれまで無かったMマークが刻まれている。Malebolgiaの頭文字であるMはヘルスポーンの胸部に共通して刻まれているマーク、アブディエルは寄生服を身に纏っていることが分かる。御心から譲り受けていた金色の胸部アーマーとは対照的な姿と言える。ただPoacherの最後のセリフにあるようにアブディエルは”グレーな存在”とされている。Hellの邪悪には染まり切れていないということか。
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