Appearrances of SPAWN and ANGELA in Image Comics
Release date : Apr 1 1993 IMAGE COMICS | |
Splitting Image #1〜#2 | |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。 | |
Angela 1st appearance. | SPAWN #26 |
Angelaが登場したことで更なる分岐が発生した。このサイトはSpawnとAngelaを紹介している。もしAngelaの物語だけを閲覧したい場合は”Angela’s storyline”のリンクを辿っていくといいだろう。
魔女の家系に生まれてきたなかで彼女たちは普通の人が見た事がことがない世界を見てきた。
だが、Hellspawnの探求という旅に足を踏み入れた彼女たちは天使と言う存在に触れることとなる。それは彼女たちにとっても理解しがたい存在だった。
SUMMARY :
In the Dark Ages, Angela disguises herself as a damsel in distress to lure a Spawn into a cave. Too late, the Spawn realizes he’s been tricked by the Spawn-killing angel, who promptly dispatches the unfortunate creature. In the present, Angela continues her mission by attacking the modern Spawn, only to be defeated for the first time ever!
IMAGE COMICS.com McFarlane.com
#9D | #9N |
GERMAN variant EMBOSSED RRP | 左の書籍はドイツで刊行されているSPAWNの5巻の表紙をエンボス加工したもの。カバー画は”SPAWN #9″のものを使用しているが、よく見ると巻数のところが「5」になっている。 海外では2冊分を1冊にまとめて販売することが多い。そのため本来のものとは巻数がずれる。 |
Sharing | Name |
---|---|
Title | “ANGELA” |
Dedicated to: | Harvey Kurtzman |
story | Neil Gaiman |
art | Todd McFarlane |
editor & letters | Tom Orzechowski |
colors | Steve Oliff, Reuben Rude and OLYOPTICS |
Direrctor Of Creative Development | Terry Fitzgerald |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
FOR IMAGE COMICS | |
exec. director | Larry Marder |
publisher | Tony Lobito |
cover | Todd McFarlane |
Harvey Kurtzman:漫画家であり、原作者、編集者。1952年に手がけたパロディ漫画「MAD」が有名。他の作品として「Little Annie Fanny」も有名。
天使であるAngelaは自ら使命であるHellspawn狩りを行うために中世の時代に訪れていた。 Angelaは人間の女性に変化して、この時代に転生していたMedieval Spawnを油断させ、次元ランスで止めを刺した。
そして現代へ。 Hellspawnの狩猟許可証を手にして現代の世界に舞い降りたAngelaは裏路地に住まうAl:Spawnの元へ向かう。 その後に繋がる大事なシーンが2つある。 まずはAngelaが地球担当ディレクターであるガブリエル(Gabrielle)の元に訪ねるシーン。 AngelaはHellspawnの狩猟許可証をガブリエルに見せて許可を得ていることを伝える。 ガブリエルは続編となるMini-series「ANGELA」において重要な役回りを演じる。
もう一つはAngelaとAl:Spawnとの対決のシーン。 Al:Spawnの攻撃に不意を突かれたAngelaはなんとかその場を逃げ去るが、その際に、 天界の槍である”次元ランス”を落としてしまう。これも今後の展開に関わるシーンとなる。
Medival Spawn | Angela | Al Simmons SPAWN |
Count Nicholas Cagliostro | Director of Terran Affairs Gabrielle |
5:4:7:8 |
Medieval SpawnのカウンターでAl:Spawnのものではない。 |
8:0:3:1 |
前回の続き |
– : – : – : – |
Angelaが使うランスによってAl:Spawnは異界へと飛ばされてしまい、一時的にカウンターが停止する。 |
①Al:SpawnとAngelaの関係 part-1
Al:SpawnはSPAWN #9にてAngelaと出会う。HellspawnとなったAl SimmonsにとってHellに属するものだけでも厄介なのにHeavenからも付け狙われることとなる。Alにとっては何がなんだか分からないだろう。それに対してAngelaはHeavenの屈指のハンター。Hellspawnを狩るのも初めてではない。いつもと変わらぬ狩りであったはず。ただ、今回、Angelaは地球担当ディレクターであるGablielleの思惑によって反逆者の汚名を着せられるようになっていく。see Angela #1~#3
AngelaにとってHeavenに仕えることは当たり前のことだった。その当たり前が徐々に変わっていくのだった。
②このSPAWN #9において初めてAngelaが登場する。Neil GaimanはStoryを担当するとともにAngelaというキャラクター作りに関わったが、後に「Angela」の著作権についてTodd McFarlaneとの間で法廷闘争となった。最終的にはNeil Geimanが著作権を所有することとなり、それをもって正式にMarvel Comicsへと活躍の場を移すこととなる。
ここのホームページではコミックスの紹介ページに以下の画像が貼られているページがあります。
このリンクを辿っていくとAngelaが登場したコミックスを出版順に見ることが出来ます。
③Cagliostro ? Cogliostro ?
後にCogという愛称で呼ばれるCogliostro。
SPAWN #9が初登場となる。自らCount:伯爵と名乗り、やや意識の高いHomelessの一人かと思われたが、この後のSPAWNの長い歴史の中で大きく関わる人物となる。既にAl:Spawnの魔力についても知識があるところを見せており、何等かかかわりが出てくると思っていたが、何故か、最初にAl:Spawnへ名乗る際に
“Cagliostro“と言っている。
Nicholasの名を名乗るのも今回だけ。日本で有名なルパンの映画の”カリオストロ”であるならば、”Cagliostro”のほうが正解となる。元々、イタリア人のアレッサンドロ・ディ・カリオストロ(Alessandro di Cagliostro)という実在の人物の名前であるため、Cogliostroへ変更したのではないか。
④Gabrielle
Gabriel(ガブリエル)の名は一般に知られる大天使(アークエンジェル)を指すもの。SPAWN #9において登場したGabrielleは天界の者で、地球担当ディレクターとして登場する。氏名で使われるGabrielleで、大天使Gabrielとは違うようだ。容姿も普通の女性の姿。Angelaも地球に来た際には人間の姿へと変身していたので、もしかしたら本来の姿(聖書で現わされているような…)が別にあるのかもしれない。
2015年7月29日:追記
SPAWN #254にて沈みゆくタイタニック号から避難した老人と少年は海の上を漂うなかでGabrielの姿を見る。
Satan’s Representative(サタンの代表者)との賭けに乗り、Al Simmonsもタイタニック号へ乗船し、Gabrielと出会う。Al:Spawnは彼を見た際に、すぐに「Gabriel」と呼んでいた。姿は男性で、SPAWN #9に登場したGabrielleとは違ってこちらこそArchangel(大天使) Gabriel。
Angelaのフィギュアは多数販売されていますので、別の記事でまとめました。次のリンク先で参照してください。
ドイツのあれ。
ドイツのあれ、そう、エンボス加工された表紙のあれです。どう考えたって欲しくなる代物です。ただ$200というのを見かけました。2万円強、いや3万弱かぁ~。確かに特別仕様ですが、アメリカ以外で発売されたものまですべて欲しくなってしまう。コレクションを続けていてもういい加減、新しいものを見なくなったなと思ったら買いますか。
ただこのコメントは2024年10月に書いているのですが、現在、SPAWN関連のタイトルが乱立していて月々のアメコミ購入金額が1万円を超えています。今は本当に手が出せないですね。
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