2024年5月23日本日、Image Comicsのホームページにて”Violator:Origin”というタイトルが2024年8月14日に発売されることが発表されました。
昨年来、Violatorの新シリーズについては”New U”イベントの一環として始まるということと、そのタイトルが”Knight vs. Samurai”になるということがアナウンスされていましたので、急な展開にびっくりしています。全6号に語られるこのタイトルではViolatorの起源が明かされるとのことです。Marc Andreykoが執筆するなかで、Piotr Kowalski, Kyle Hotz, Jonathan Wayshak, Gianenrico Bonacorsi, Cully Hamner, Von Randallと6人のアーティストが異なる章を描くという特殊な形を取るとのことです。
“Knight vs. Samurai”が中止になって、この”Violator:Origin”になったのかは不明で、”Knight vs. Samurai”が今後に出版されることもまだあるかもしれません。
注目すべきはViolatorの起源について。Image Comicsのホームページでの説明ではViolatorが語り手となるなかで、始まりは”his celestial inception”からとなる。これをそのまま訳すと”彼の天上の始まり”になります。また”celestial”には「こよなく美しい」、「素晴らしい」という意味もあります。ただ、記載されている文章では”It begins with his celestial inception to his catastrophic decent into the fiery depths of hell, and ultimately his banishment to the mortal realm of earth.” –「天上の始まりからHellの業火の深みへの降下、地上の定命の領域への追放」と訳すことが出来ます。この意味深な文章を見ると、あたかも起源の者はHeavenに属していて、その後にHellへと堕とされ、地上:Earthに追放されるようにも読めます。
今までの設定ではビクティマイザーが人間の女性に産ませた魔族であり、フレピアック5兄弟という腹違いの兄弟もいます。最近では妹と名乗るVisceratorも登場しています。
地上に堕とされたViolatorは地球の過去の歴史にも関与しているとのこと。全6号にしてはかなり壮大な物語になりそうです。
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紹介されているカバーを確認すると翼を持った者は中央に描かれています。”SPAWN”では翼を持つ者はHeavenの住人として描かれていますので、「堕天使の物語」になるのもあり得る話です。カバーBではSPAWNが描かれていますので、終着点は現在になりそうです。
さて、”Knight vs. Samurai”がどうなるのかということと合わせて、”Medieval Spawn”の新タイトルについて音沙汰がないですね。今のところ新タイトルとして発表されているのは以下の通りです。
・Medieval Spawn
・Deadly Tales of the Gunslinger
・No home Here
・SPAWN:The Dark Ages
・Focus
・She-Spawn
・Bloodletter
・Spawn 77
また収集するのに苦労をしそうですw
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