Release date :Aug 5 1998 IMAGE COMICS | |
SPAWN #75 | |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。 |
SUMMARY :
After committing suicide, Ryan Hatchett finds himself on the flip side of Earth — a zombie world ruled by Zombie Spawn. The Freak dubs Ryan’s new name as Hatchet, Executioner Of The Dead, and then tells him his girlfriend Suzette is being sacrificed to the Zombie Spawn. Hatchet, rescuing Suzette, sees his new zombie form and runs away. Hatchet now must hone his skills from Zombie Spawn by killing other zombies.
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Sharing | Name |
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TITLE | Deadland |
story | Alan McElroy |
pencils | Dwayne Turner |
inks | Chance Wolf, Danny Miki, Jason Gorder, special thanks to Jonathon Glapion |
copy editor and lettering | Tom Orzechowski |
color | Todd Broeker, Mark Nicholas |
dedicated to | Gillian Ashe |
President of Entertainment, Publishing and Licensing | Terry Fizgerald |
Executive Director for Image Comics | Larry Marder |
Art director and Desiner | Brent Ashe |
Graphics Coordinator | Julia Simmons |
Editional Coordinator | Melanie Simmons |
Gillian Ashe:多分、Art director & Designを担当されているBrent Asheの御親族だと思います。
橋の上から自殺を図ったはずだったが、Ryan Hatchettは自分がまだ生きていることに不思議がる。警察官が自分に向けて拡声器で「思いとどまるように」説得していた。そこには母親も来ていたのだ。
だが、ここはどこかの路地裏だった。すると、突然ライアンは襲われる。「ゾンビ?!」何とか逃げ出したライアンはThe Freakと出会う。The Freakからライアンはこの世界はお前が望んでいた世界だと告げられる。だが、ライアンは訳が分からずにThe Freakの元を去る。自宅に帰ると、兄弟たちがゾンビになって母親を食らっていた。ライアンがあてもなく通りを歩いていると、学校のほうからガールフレンドのSuzetteがBarryとSteveに両手を掴まれた状態で現れるが、様子が変だった。
BarryとSteveは既にゾンビになっていた。ライアンは学校では見せることがなかった勇気を振り絞り、スゼットを救出する。スゼットから彼女の両親がさらわれたことを聞く。この世はゾンビ・スポーンが決めたルールに基づく世界なのだと。
そんなとき、突然ライアンは激しい頭痛を感じた。するとスゼットはライアンの様子を見て何かを感じ取り、その場を逃げ去っていった。ほかにもそんな兆候からゾンビと化した人々を見てきたのだろう。
そこに再び、The Freakが現れ、ライアンに武器を持たせる。「何をすればいいか、分かるよな。」そう言われたライアンの姿はゾンビ化していた。「ゾンビ・スポーンを倒さなければ。」バイクに乗ったライアンはゾンビ・スポーンの元へと向かう。「お前のガールフレンドは俺の夕食だ。」そうのたまうゾンビ・スポーンに対してライアンは襲い掛かった。ゾンビ・スポーンの強さにライアンは負けそうになるが、必死になって投げつけた斧がゾンビ・スポーンの顔に直撃した。
「大丈夫か」ライアンはスゼットに駆け寄るが、ゾンビ化した姿におびえてスゼットは逃げ去っていく。ライアンも空腹を感じていて、スゼットからは新鮮な肉の香りを強く感じ取っていた。The Freakはそんなライアンの変貌を喜ぶように迎える。ゾンビ・スポーンが亡き後、この世は真にハチェットの世界となったのだ。
Ryan Hachett | Bryan Kulizczi The Freak | Suzette |
Zombie Spawn | Zombifird Ryan Hachett |
Series-7(1997) Zombie Spawn | Series-13 Curse of the Spawn (1998) Hachet |
Series-28 Regenerated (2005) Zombie Spawn |
Action Figure Series-7にてZombie Spawnが登場し、1年ほどでコミックスに初登場したのは当時、とても嬉しかった覚えがあります。7年ほど経過して”Regenerated:再生した”という名前が付いたSeries-28にてZombie Spawnが再登場するのですが、リアル感を増すことが逆に、あのチープさが良かった初代Zombie Spawnの持ち味を継承できなかったと思います。まぁ、2005年に初めてSpawnのフィギュアを購入した人にはそれはそれでカッコよかったと思います。Ryan Hachettは1998年の、まさしく”Curse of the Spawn”というシリーズ名がついたSeries-13にて登場します。何故か”hachet”だけの名前になっていてコミックスでは”Hachett”でしたので最後の”t”がひとつ無くなっています。
さてCurse of the Spawn”としては全1巻と短いストーリーとなっており、内容も駆け足気味です。Zombie Spawnも出番が少ないのですが、主人公をRyan Hachettにしたのであれば仕方ないかなと思います。Zombie Spawnに勝利するも、Suzetteには逃げられてしまうRyanですが、ゾンビ化が進んでいてSuzetteに対しても食欲が湧き上がってしまうのであれば一緒にはいられないですね。それは面白いと思います。まぁ、終わり方が「俺たちには明日がある。」的にはなっていますが、1話完結ならば仕方がないかな。The Freakを状況説明役だけに絞ったのも変に話が膨らまずに良かった。複数巻に亘っても今一つ盛り上がりが欠ける話も多い”Curse of the Spawn”ですので、敢えて単巻でまとめたのはそれはそれでいいかなと思います。
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