Release date : Jun 19, 2024 IMAGE COMICS | |
SPAWN #354 | MISERY #1 |
クロスオーバー作品等を参照しても本編に戻れるようにしてあります。月内に刊行されたサブタイトルは順番にリンクしています。 |
Summary:
Peter Cairn, the Deviant, has decided that he is done hiding; he is taking the fight directly to those who created him!
IMAGECOMICS.COM
PRECIOUSLY IN RAT CITY
Peter is on the from PTS. the organization that previously helped restore his legs has shown its true color.
CONTENTS
cvr A | cvr B |
Sharing | name |
SCRIPT/PLOT | Erica Schultz |
Artist | Zé Carlos |
COLOR | Jay David Ramos |
LETTERING | Erica Schultz |
Cover A | Zé Carlos |
Cover B | Kevin Keane |
CREATIVE DIRECTOR | Todd McFarlane |
EDITOR-IN-CHIEF | Thomas Healy |
Publishing Coordinator | Yvette Arteaga |
Production Artists | Ryan Keizer |
Zabriel Kennedy | |
Intern | Imani Davis |
Publisher for IMAGE COMICS / Chief Creative Officer | |
Eric Stephenson | |
SPAWN created by Todd McFarlane |
P.T.S. Headquarters now
Hellspawn、正確にはAl:Spawnのネクロプラズムの力を得て、自身もSPAWN化を果たしたPeterはその前にSPAWN化をしたRhysを助けようとしていた。P.T.S.はこの状態を緊急事態と捉え、二人への攻撃を始めた。
Peterはマントを盾にすることで兵士たちが放った銃弾から身を守っていた。
「ここから出るぞ。」PeterはRhysを抱き抱えて脱出を図る。
「悪いな、悪いな、大丈夫か、病院につれていくからな。」
通りに出てタクシーを見つけるが、運転手からはFreakめ!と中指を立てられて走り去られてしまう。
「適応を、さもなくば死をか…:Adapt or die…」
一方、P.T.S.ではDr. Forneus Bozeが部下に命令を出していた。「落ちている血液全てを回収しろ。全てのNanite:ナノマシンを調べたい。」そしてDr. Forneus BozeはQuinlan Waliに連絡を入れる。Dr. Forneus BozeがQuinlan Waliと話すのは彼がクビになった時以来だった。Quinlan WaliはRhysに何があったのか、心配する。だが、Quinlan Waliは何かを察したのだろう。その電話を飲みかけのコップのなかに投げ捨てる。Quinlan Waliの想像通りで、Dr. Forneus Bozeが電話をしたのはQuinlan Waliの電話を追跡するためだった。Peterが彼に接触することもある。
一方、The Bronxにある墓地まで来たPeter。
俺は病院に行きたかったんだ。クソな墓地なんかじゃない。
「SatoとGharbiは逃げられたと思う。Quinlanを見つけろ。」それが友の最期の言葉だった。Rhysはそこで息を引き取る。
I will. (やるって…)
I wasn’t there when Rhys died. even still… could I have faced him?
僕はRhysが死んだ時にそこにいなかった。いたとしても、彼と向き合えただろうか?
Rhysの死に涙するPeter。だがそこに警官が来てしまう。Peterは友をそこに残して逃亡するしかなかった。
The Shadowwalking… …the suit…
Peterは鏡の前に来た時に、自分の姿が変身していることに初めて気が付いた。
なんだ、これは…
…It was a lot to take in all at once. 一度に受け入れるのは大変だった。
But he had had enough. だが、彼はもうたくさんだった。
Peter didn’t want to adapt anymore. Peterは何も適応したくはなかった。
He wanted to die. 彼は死にたかった。
Sometimes the best thing to do is just let go of your want to control…
時にはコントロールしたいという気持ちを手放すのが一番だ。
Quinlan Waliはどこかの建物の垂直はしごを登っていた。
僕はPeterが何を言おうとしていたか、理解した。
Hell、僕も死にたくなったよ。
僕がバカだったのは分かってる。
何かを感じたかったんだ。
ここを開けろ!
Peterの部屋にP.T.S.の兵士が到着していた。
One sec
兵士たちは扉を無理やり開けようとする。「Take it down.」
wait
PeterはQuinlanからのビデオ電話を見ていた。「Peter、僕の名前はQuinlan。君は僕を知らない。でも…」
兵士たちが部屋に押し入ると、そこにはPeterの姿は無かった。兵士の一人が開いていた窓からPeterを追う。追手に対して戦闘を試みるPeter。
お前らが俺の友達を殺したんだ。
「手を上げろ。」兵士たちがPeterに命じるが、PeterはまたSPAWN化して逃亡していく。
Peter had more power than he thought possible. He just needed to control it.
ピーターは自分が考えていた以上の力を持っていた。彼はそれを制御する必要がありました。
Dr. Bozeとの回線を俺に回せ。我々が逸脱者:the deviantを見失ったことを彼に伝えろ。
一方、職員の女性がDr. Bozeへと報告をしようとする。「セキュリティ・チームから連絡が来ております。」
だが、Dr. Bozeは会長との会談に向かっていたのだ。
それで! 会長を待たせるな。
職員がPeter中尉を見失ったことを伝えるとDr. Bozeは激高する。
Damn it!
Owain Rhysと一緒に目撃された怪物の逸脱者がCairn中尉だったとメディアにリークしたんだ。お前は彼らに、Cairnが正真正銘の戦争の英雄を殺したこと、そしてP.T.Sが彼の居場所に関する情報を持っている人には誰であれ賞金を提供していることを伝えろ。
Dr. Bozeは職員を怒鳴りつけると、会長との会談の場へと向かった。
建物の屋上にいるQuinlan。彼はメディアの情報でRhysの死を知ってここに来ていたのだ。するとそこにPeter:SPAWNが現れる。Quinlanは素直にCairnに「君が彼を殺したのか」と尋ねる。Peterは「No」と答えた。
Rhysは俺にとって兄弟も同然だ。彼はAlatでの俺の人生を救ってくれたんだ。
Quinlanはドローンの映像をハッキングしていた。CairnがRhysを抱えて逃亡している姿を見ていた。QuinlanはRhysはどこにいるんだと聞くと、CairnはST. Raymond墓地に置いてきたと答えた。そうAlatに所属して死んでいった者たちが眠る墓地だ。僕は彼を傷つけていない。誓うよ。
僕は君たちのファイルを見ていた。君とRhysがしてきたことを僕は知ってる。
君の言う通りだ。俺たちは酷いことをした、そして俺は今、その代償を払っているんだ。この力が何であれ…こいつは俺がRhysを連れ出すのに役立った。こいつは俺が彼らと戦うのに役立つだろう。君は何故、俺を助けたいんだ?
Peterは自分の思いを語るとともに、あの大停電はPTSが原因だと思っていることを伝える。
PTSは大停電の原因じゃないよ。
僕がしたんだ。
そう言うとQuinlan Waliは建物の屋上から身を投げるのだった。
Peter Cairn | Peter Cairn SPAWN | Owain Rhys |
Dr. Forneus Boze | Quinlan Wali |
①赤をバック色にした部分
途中、赤をバック色にした部分の文章は説明文のようでもあるが、一部でQuinlan Waliが自分の気持ちを言っている部分もありましたので、英語と私の訳を両方記載しました。
②Peter
Alatに在籍していたPeterの軍隊の階級が中尉:Lieutenatだったことは今回が初出じゃないでしょうか。あと、Image Comicsの今回の予告の文章では何度も出てきたThe deviantと言う言葉の今号が初出ではないかと思います。ちょっと良い言葉ではないです。場合によっては異常性格者にも使われるのですが、ここは「逸脱した人=逸脱者」と訳していきたいと思います。Violatorという名前もかなりヤバい部分があります。う~ん、ここら辺はSPAWNの伝統なのでしょうか。
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